空のカーテン

(きのうのしっぱいはおちゃのなかにいれてのんでしまおう)

昨日の失敗は　お茶の中に入れて飲んでしまおう

(あさのにゅーすけしてとびらあけたさああるきだそう)

朝のニュース消して　扉開けた　さあ　歩き出そう

(おはよきょうしつまえあのこのこえいつものかお)

「おはよ」教室前　あの子の声いつもの顔

(なんぜんねんたってもかわらないでやくそくだよ)

何千年経っても変わらないで　約束だよ

(こんなひびがずっとつづくように)

こんな日々が　ずっと　続くように

(いくつものふゆをつなぐそらのかーてん)

いくつもの冬を繋ぐ　空のカーテン

(はれのちためいきしろくのぼっていく)

晴れのちため息　白く上（のぼ）っていく

(まわりまわるよちきゅうは)

回り回るよ地球は

(しんぱいないさすすめきみはきみだ)

心配ないさ　進め　君は君だ

(けいたいをいじっては)

携帯を　いじっては

(たしかめあうあしたを)

確かめ合う　明日を

(ふあんはゆきにうめてしまえ)

不安は雪に埋めてしまえ

(ゆめをみろげんじつをみろどっちなのせんせい？)

「夢を見ろ　現実を見ろ」どっちなの先生？

(しんじてほしいよねえ)

信じてほしいよ　ねえ

(ありあけのつきがほそくわらってた)

有明の月が　細く笑ってた

(さよならのいみなんてしらずに)

さよならの意味なんて　知らずに

(しんぞうのおとがとけいとならんで)

心臓の音が　時計と並んで

(わたしのはりをうごかすちくたくちくたくきょうも)

私の針を動かす　チクタクチクタク　今日も

(それぞれのいまをつなぐそらのかーてん)

それぞれの今を繋ぐ　空のカーテン

(はれのちなみだしぐなるかえながら)

晴れのち涙　シグナル変えながら

(まわりまわるよちきゅうは)

回り回るよ地球は

(さびしくないさみんなふゆのなか)

寂しくないさ　みんな冬の中

(おもいでぴゅるりらふきあれて)

思い出ぴゅるりら　吹き荒れて

(こころのすきまときにいたむのだろう)

心の隙間　ときに痛むのだろう

(ないてもいいんだよにげるなそこからみえるあさひがみらいだ)

泣いてもいいんだよ　逃げるな　そこから見える　朝日が未来だ

(りんどんだんりんどんだんわたしのこえとばせ)

リンドンダン　リンドンダン　私の声　飛ばせ

(りんどんだんりんどんだん)

リンドンダン　リンドンダン

(おとなになるまえにもっとわらいたい)

大人になる前にもっと笑いたい

(わくわくしていたいゆめをかなえたい)

ワクワクしていたい　夢を叶えたい

(としょしつにならんだことばだけじゃほんとうのいたさはわからない)

図書室に並んだ言葉だけじゃ　本当の痛さはわからない

(はじまりとおわりをいつしるだろうまいとしはるはまよわずきてくれるのに)

始まりと終わりをいつ知るだろう　毎年春は迷わず来てくれるのに

(こうさてんでどっちのいけばごーるなんだろ)

交差点で　どっちの行けばゴールなんだろ

(だいじょうぶさいきどまりそんときゃひきかえしてまたはじめればいい)

大丈夫さ　行き止まり　そんときゃ　引き返してまた始めればいい

(いくつものふゆをつなぐそらのかーてん)

いくつもの冬を繋ぐ　空のカーテン

(はれのちためいきしろくのぼっていく)

晴れのちため息　白く上（のぼ）っていく

(まわりまわるよちきゅうは)

回り回るよ地球は

(しんぱいないさすすめきみはきみ)

心配ないさ　進め　君は君

(おもいでぴゅるりらふきあれて)

思い出ぴゅるりら　吹き荒れて

(こころのすきまときにいたむだろう)

心の隙間　ときに痛むだろう

(ないてもいいんだよにげるな)

泣いてもいいんだよ　逃げるな

(そこからみえるあさひがみらいだ)

そこから見える朝日が未来だ

(はしりはしるよ)

走り走るよ

(ばとんにぎってわたしはいまここだ)

バトン握って　私は今ここだ

(りんどんだんりんどん)

リンドンダン　リンドン

(こどうりんどんだん)

鼓動　リンドンダン

(ふゆがきた)

冬が来た