空洞空洞
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歌詞(問題文)
(みみをふさいだってざわめきはきこえてくる)
耳を塞いだって ざわめきは聞こえてくる
(さんせいうではなはかれたあしたさくはずのはなはかれた)
酸性雨で花は枯れた 明日咲くはずの花は枯れた
(いみのないことばっかりだいみばかりもとめすぎるから)
意味のないことばっかりだ 意味ばかり求めすぎるから
(とんびはやまにないたもうかえれないとないた)
トンビは山に鳴いた もう帰れないと泣いた
(はきだめみたいしょうけいもとおくからはみとれていた)
掃き溜めみたい憧憬も 遠くからは見とれていた
(あこがれがかけこみじょうしゃいたたまれなくこうべをたれた)
憧れが駆け込み乗車 いたたまれなく頭を垂れた
(ぜつぼうときみ、となりあわせじぼうじきとはせなかあわせ)
絶望と君、隣りあわせ 自暴自棄とは背中合わせ
(がらんどうがのりあわせのりすごしたんだこうふくを)
がらんどうが乗り合わせ 乗り過ごしたんだ幸福を
(からっぽなやつほどしをかきたがるほんとそうだよな)
空っぽな奴ほど詩を書きたがる ほんとそうだよな
(ほんとそうだよな)
ほんとそうだよな
(きずついたなんていわないぜけどいたくないわけじゃないよ)
傷ついたなんて言わないぜ けど痛くないわけじゃないよ
(やさしいひとなんていないぜぶそうかいじょしただけくうどうくうどう)
優しい人なんていないぜ 武装解除しただけ 空洞空洞
(ぼくらがのたれじんだってそのころにはわすれるくせに)
僕らが野垂れ死んだって その頃には忘れるくせに
(「しんじてる」も「あいしてる」もおーなめんとまいてるくうどうくうどう)
「信じてる」も「愛してる」も オーナメント巻いてる空洞空洞
(なんにもやるきがおきないよやりたいことなんてないよ)
何にもやる気が起きないよ やりたいことなんてないよ
(はんせいなんかもうしないよせきにんなんてとらないよ)
反省なんかもうしないよ 責任なんてとらないよ
(わかれたひとはもうわすれたでもわすれたことわすれない)
別れた人はもう忘れた でも忘れたこと忘れない
(ぼうれいとぼくらいきてるつまりはとりつかれてたんだよ)
亡霊と僕ら生きてる つまりは憑りつかれてたんだよ
(そうでんてっとうはらっぱでくちずさもうゆめにあふれたうたゆめにあふれたうた)
送電鉄塔 原っぱで口ずさもう 夢にあふれた歌 夢にあふれた歌
(しにたがらないやつらがしにたがるやつらをはくがいした)
死にたがらない奴らが 死にたがる奴らを迫害した
(よくじつのぼうこんびにでましんがんはしなぎれくうどうくうどう)
翌日の某コンビニで マシンガンは品切れ 空洞空洞
(きみのほねはひろえないぜこのいのちつかいはたすまで)
君の骨は拾えないぜ この命使い果たすまで
(それをしめいとよぶんだよそんなわけねえよくうどうくうどう)
それを使命と呼ぶんだよ そんな訳ねえよ 空洞空洞
(はなれるものをとどめるすべそれすらもたないぼくらはなきごとばっかをうたう)
離れるものを留める術それすら持たない僕らは 泣き言ばっかを歌う
(さいきんまちでよくながれるりゅうこうかあれだってそうだれだってそう)
最近街でよく流れる流行歌 あれだってそう 誰だってそう
(まちはがらんどうきょだいなくうどう)
街はがらんどう 巨大な空洞
(しゃどうのそっこうじはんきのよこえみののどもときみのあしもと)
車道の側溝 自販機の横 笑みの喉元 君の足元
(ゆめ、きぼうもうらみもつらみも「きみにあいたい」も「くたばれ」も)
夢、希望も恨みもつらみも 「君に会いたい」も「くたばれ」も
(つめこんだかえんびんでせかいざまあみろくうどうくうどう)
詰め込んだ火炎瓶で 世界ざまあみろ 空洞空洞
(みんなしんだやけのはらでめでたしめでたしでおわり)
みんな死んだ焼け野原で めでたしめでたしで終わり
(そうだったらいいのにななつかれちまったくうどうくうどう)
そうだったらいいのにな なつかれちまった 空洞空洞