ロボトミーコーポレーションフレーバーテキスト

(おおくのてがふろにうかぶこれらはわたしがかつてあいしていたひとびとのてです)

多くの手が風呂に浮かぶ。これらは私がかつて愛していた人々の手です

(どこかとおくでかもめのこえがきこえる)

どこか遠くで、カモメの声が聞こえる

(しかしきみはほんとうにあわれなひとだわたしにころされるのだから)

しかし、君は本当に哀れな人だ。私に殺されるのだから

(それでもかまわないというきがしたじぶんはおおきくてわるいおおかみなのだから)

それでも構わないという気がした。自分は大きくて悪いオオカミなのだから

(あなたはでんどうばりかんのすいっちをおんにしました)

あなたは電動バリカンのスイッチをオンにしました

(あなたはそのきょくにであいますみわくてきにあなたにちかづいてきます)

あなたはその曲に出会います。魅惑的にあなたに近づいてきます…

(せいはしをおそれぬものにのみあたえられる)

生は死を恐れぬ者にのみ与えられる

(かれのてんびんはあらゆるしゅるいのつみをこうせいにひょうかすることができます)

彼の天秤はあらゆる種類の罪を、公正に評価することができます

(これがわたしののろいであってもわたしはこののろいをしゅくふくとしてあいするだろう)

これが私の呪いであっても、私はこの呪いを祝福として愛するだろう

(だからちびはすごいあいでぃあをおもいついたの)

だから、ちびはすごいアイディアを思いついたの！

(ひとはしんだらどこへいく)

人は死んだらどこへ行く？

(このまほうのだんがんはおまえのいったとおりほんとうにだれにでもあたるな)

この魔法の弾丸はお前の言ったとおり、本当に誰にでも当たるな！

(こくちょうがはくちょうになったゆめからさめたときなにがおこるのでしょうか)

黒鳥が、白鳥になった夢から覚めた時、何が起こるのでしょうか？

(しせんをそらさずみつづけてくださいそれはあなたのしかいにあります)

視線を逸らさず、見続けて下さい。それはあなたの視界にあります

(のこったのはふうかしたきしのくうきょなほこりでした)

残ったのは風化した騎士の空虚な誇りでした

(それはあなたのからだのどのあなにでもしんにゅうできます)

それはあなたの体のどの穴にでも侵入できます

(そのえがおはぶきみでかなしみにみちています)

その笑顔は不気味で悲しみに満ちています

(きかいのなかのかぎあなからはしつようなしせんをかんじる)

機械の中の鍵穴からは、執拗な視線を感じる

(かどなねつぼうはあやまったこうふんをもたらしました)

過度な熱望は誤った興奮をもたらしました

(さいしゅうしょうはうまれかわるといういちぶんでおわります)

最終章は「生まれ変わる」という一文で終わります

(そしていのりはいつもいのるもののえいえんのぜつぼうでしめくくられる)

そして、祈りはいつも祈る者の永遠の絶望で締めくくられる

(きはただあたえていたものをかえしてもらっただけなのですよ)

木はただ与えていたものを返してもらっただけなのですよ

(まんぞくはいちじてきなものだろうに)

満足は一時的なものだろうに。

(ことばどおりのちきゅうでいちばんあんぜんなばしょになっていくことでしょう)

言葉通りの「地球で一番安全な場所」になっていくことでしょう

(ようせいがあなたをたすけているあいだすべてがへいわになるでしょう)

妖精があなたを助けている間、すべてが平和になるでしょう

(それははなじゃないすべてのしょくいんにすぐににげるようにしじしろ)

それは花じゃない、すべての職員にすぐに逃げるように指示しろ

(いますぐすべてがよくなるでしょう)

今すぐ全てが良くなるでしょう

(じかんがくるとたからかなけいてきとともにれっしゃがつうかする)

時間が来ると、高らかな警笛とともに列車が通過する

(そしてそこはかわらずえめらるどのみちがうつくしくかがやくとしのままでした)

そしてそこは、変わらずエメラルドの道が美しく輝く都市のままでした

(しんちょうにあなたのしゅうへんをいしきしてください)

慎重に、あなたの周辺を意識してください

(いまえいえんにわたしたちをすくってくださいしんじつはわたしたちをじゆうにするでしょう)

今、永遠に私たちを救ってください。真実は私たちを自由にするでしょう

(このしょうぞうがはいまこのしゅんかんをとらえるいつかうしなうしかないものを)

この肖像画は今この瞬間を捉える。いつか失うしかないものを

(きょうはいいひあなたはまだはずかしがりやなの)

今日は良い日！あなたはまだ恥ずかしがり屋なの？

(やがてほしとなってさいかいしよう)

やがて星となって再会しよう

(このきかいでしゅじゅつをうけたおおくのひとはこころがやすらぎふたたびけんこうになりました)

この機械で手術を受けた多くの人は心が安らぎ、再び健康になりました

(このうでわはよくぶかいものをゆるさないのでせいじつなものだけがちゃくようしなければならない)

この腕輪は欲深い者を許さないので、誠実な者だけが着用しなければならない

(さいしゅうてきにはそんざいりゆうさえもわすれるほどちえはそのいみをなくしてしまう)

最終的には存在理由さえも忘れるほど、知恵はその意味を失くしてしまう

(うらぎられたこころはしんえんのなかでゆっくりとわすれさられてゆきました)

裏切られた心は深淵の中でゆっくりと忘れ去られてゆきました

(わたしのあたまがばくはつするじかんですねよいいちにちでした)

私の頭が爆発する時間ですね。 良い一日でした

(おねがいだわたしのゆめをたべてくれ)

お願いだ、私の夢を食べてくれ

(ちをえればえるほどそのようえんさはいろをこくします)

血を得れば得るほど、その妖艶さは色を濃くします

(いまなんじはそらとなりわれはちとなる)

いま汝は空となり、我は地となる

(しかしどうしてせかいがあかるさとあたたかさだけでなりたつことができようか)

しかし、どうして世界が明るさと暖かさだけで成り立つことができようか

(そこまでおちてしまってもうほうほうがみえないのですか)

底まで落ちてしまって、もう方法が見えないのですか？

(つきがひとをよくみりょうするってよくいわれるけどひとはつきにぜつぼうしているだけ)

月が人をよく魅了するってよく言われるけど、人は月に絶望しているだけ

(いやそのてんしがいままさにどうりょうをたべてるんだけど)

いや、その天使が今まさに、同僚を食べてるんだけど…

(あんしんしてくださいしゅくふくがひつようでしょう)

安心してください、祝福が必要でしょう？

(しかしてんかがおどろくほどのしゃりがでたならばそなたのなはこうせいにのこることだろう)

しかし天下が驚くほどの舎利が出たならば、そなたの名は後世に残ることだろう

(このせんりつをおぼえていますかせいとがねむりそうとなると)

この旋律を覚えていますか？ 生徒が眠りそうとなると、

(せんせいはこのきょくをえんそうしてくださいましたね おたんじょうびおめでとうございます)

先生はこの曲を演奏してくださいましたね。お誕生日おめでとうございます

(いつかあなたはしるかもしれない)

いつか、あなたは知るかもしれない。

(るーれっとがかいてんしているときのかおのぜつぼうのいみを)

ルーレットが回転しているときの顔の絶望の意味を

(かのじょのかなしみはながくなりかなしげなかみでおおわれるまでそだった)

彼女の悲しみは長くなり、悲しげな髪で覆われるまで育った

(こおりはとけているはるがおとずれたからか)

氷は溶けている……。春が訪れたからか、

(きゅうでんがくずれおちてしまったからかわたしたちにはわかりません)

宮殿が崩れ落ちてしまったからか、私たちには分かりません

(くびへのかゆみふくつうをかんじたらできることは)

首への痒み、腹痛を感じたら、できることは、

(もうにどとみることのできないさいごのあおぞらをみることだけです)

もう二度と見ることの出来ない最後の青空を見ることだけです

(ちりにかえりたいというかのじょのねがいは)

塵に帰りたいという彼女の願いは、

(いきようとするものすべてをしにばしょへとかえすでしょう)

生きようとするものすべてを死に場所へと返すでしょう

(こどものなみだがおちるとほしがそらからおりてきた)

子供の涙が落ちると、星が空から降りてきた。

(せかいはしあわせにつつまれねむりにおちた)

世界は幸せに包まれ、眠りに落ちた

(ひとびとはおおむかしからつみをおかしてきた)

人々は大昔から罪を犯してきた。

(なぜかれらはそのようなことをするのだろう)

『なぜ彼らはそのようなことをするのだろう？

(それがわるいことだとしっているのに)

それが悪いことだと知っているのに。』

(あのやろうのくびをわたしのべっどのうえにぶらさげてやる)

あの野郎の首を私のベッドの上にぶら下げてやる。

(それだけであくむをみることなくねむることができる)

それだけで、悪夢を見ることなく眠ることができる

(かなしみがさけぶきえろしねと)

悲しみが叫ぶ、消えろ！ 死ね！ と。

(しかしよくぼうはえいえんをのぞんでいたふかくえいきゅうにつづくえいえんをのぞんでいた)

しかし、欲望は永遠を望んでいた。深く、永久に続く永遠を望んでいた！

(あかんぼうにかれがすきなぶどうあじのきゃんでぃが)

赤ん坊に、彼が好きなブドウ味のキャンディが

(てにはいることをおしえてあげてください)

手に入ることを教えてあげてください

(しすてむのもんだいによりあぶのーまりてぃがだっそうしたばあい)

システムの問題によりアブノーマリティが脱走した場合、

(ただちにかんりにんをしょぶんするひつようがあります)

直ちに管理人を処分する必要があります

(かりにせいこうしたものらには)

狩りに成功した者らには、

(おおくのかりうどがあれほどほっしたはねがあかしのようにのこされる)

多くの狩人があれほど欲した羽根が証のように残される

(にんげんのこころはぴんくいろですそれゆえにぴんくいろのぐんぷくをきていれば)

人間の心はピンク色です。それ故にピンク色の軍服を着ていれば、

(にんげんのこころにとけこむことができるのです)

人間の心に溶け込むことが出来るのです

(そしてわたしのあいするしょくいんのみなさんさきほどここにはいるときに)

そして私の愛する職員の皆さん。先ほどここに入る時に、

(しきゅうされたますくはちゃくようしましたか)

支給されたマスクは着用しましたか？