シルバーコレクター

(どうしてだろうつまづいてばかりだ)

どうしてだろう　つまづいてばかりだ

(なんどめだろうあとすこしがとどかない)

何度目だろう　あと少しが届かない

(ふたしかだったぴーすをさがして)

不確かだったピースを探して

(たりなかったはてなをもとめ)

足りなかったハテナを求め

(ぐしゃぐしゃになってまたないて)

ぐしゃぐしゃになってまた泣いて

(むくわれるひをまっていた)

報われる日を待っていた

(でもなんねんかかったとしても)

でも何年かかったとしても

(きみをえがおにしたいんだ)

君を笑顔にしたいんだ

(だからかれたこえできょうもうたうんだ)

だから枯れた声で今日も歌うんだ

(しるばーこれくたーあきらめちゃいないさ)

シルバーコレクター　諦めちゃいないさ

(９９かいふんだもういっぽ)

99回踏んだ「もう一歩」

(ただにばんてにないたひーろー)

ただ二番手に泣いたヒーロー

(さんざんころんでまだおわっちゃいないさ)

散々転んで　まだ終わっちゃいないさ

(いっしょうがいをかけたこのさけびがゆめにとどくまで)

一生涯をかけたこの叫びが　夢に届くまで

(とうしんだいでいいきみときせきをおこそうか)

等身大でいい　君と奇跡を起こそうか

(あといちみりだったもくひょうが)

あと一ミリだった目標が

(ただするりとてをすりぬけていって)

ただするりと手をすり抜けていって

(びりよりおもいくやしさを)

ビリより重い悔しさを

(せおいながらもあるくしかなくて)

背負いながらも歩くしかなくて

(なんこうねんさきだとしてもきみをつれていきたいから)

何光年先だとしても　君を連れて行きたいから

(どろだらけになってきょうもすすむんだ)

泥だらけになって今日も進むんだ

(たどりつくはてまえにはかべ)

辿り着く果て　前には壁

(ふくむかいかぜそらはまたあめ)

吹く向かい風　空はまた雨

(ときにはやけあたってくだけ)

時には自棄　当たって砕け

(よぎるあきらめかさなるだめ)

過ぎる「諦め」　重なる「ダメ」

(なんどでもたえしんじぬくだけ)

何度でも耐え　信じ抜くだけ

(よるはまたあけこのおおぞらははれ)

夜はまた明け　この大空は晴れ

(たいむあっぷまえこれまでのまけ)

タイムアップ前　これまでの「負け」

(ぎゃくてんでかちにするだけ)

逆点で「勝ち」にするだけ

(しるばーこれくたーあきらめちゃいないさ)

シルバーコレクター　諦めちゃいないさ

(９９かいとったぎんかんにうつるきんがみえるんだ)

99回取った銀冠に　映る金が見えるんだ

(こうかいはないさすべてひっくりかえして)

後悔はないさ　全てひっくり返して

(てんじょうなんてないあおいこのそらにじをかけるから)

天井なんてない　青いこの空　虹をかけるから

(そうなんかいでもきみときせきをおこそうか)

そう何回でも　君と奇跡を起こそうか