夏目漱石「こころ」3-44

夏目漱石の「こころ」(下)でございます。
なるべく原文ママで問題を設定しておりますので、誤字なのか原文なのかややこしいとは思われますが最後までお付き合い下さい。
オリジナルの書き方・読み方については以下に載せますので、参考の程よろしくお願い致します。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
20:跪まずく(ひざまずく)
21:漸と(やっと)
順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | teea | 7201 | 王 | 7.5 | 96.0% | 163.3 | 1227 | 51 | 21 | 2025/04/02 |
2 | きりん | 6837 | S++ | 7.0 | 96.9% | 173.9 | 1228 | 39 | 21 | 2025/03/19 |
3 | ほに | 6548 | S+ | 6.6 | 99.0% | 186.0 | 1230 | 12 | 21 | 2025/03/20 |
4 | ぶす | 4893 | B | 5.3 | 92.5% | 229.1 | 1219 | 98 | 21 | 2025/03/21 |
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問題文
(わたくしはかれにむかって、よけいなしごとをするのはよせといいました。)
私は彼に向って、余計な仕事をするのは止せと云いました。
(そうしてとうぶんからだをらくにして、)
そうして当分身体を楽にして、
(あそぶほうがおおきなしょうらいのためにとくさくだとちゅうこくしました。)
遊ぶ方が大きな将来のために得策だと忠告しました。
(ごうじょうなけいのことですから、よういにわたくしのいうことなどはきくまいと、)
剛情なKの事ですから、容易に私のいう事などは聞くまいと、
(かねてよきしていたのですが、じっさいいいだしてみると、)
かねて予期していたのですが、実際云い出して見ると、
(おもったよりもときおとすのにほねがおれたのでよわりました。)
思ったよりも説き落とすのに骨が折れたので弱りました。
(けいはただがくもんがじぶんのもくてきではないとしゅちょうするのです。)
Kはただ学問が自分の目的ではないと主張するのです。
(いしのちからをやしなってつよいひとになるのがじぶんのかんがえだというのです。)
意志の力を養って強い人になるのが自分の考だと云うのです。
(それにはなるべくきゅうくつなきょうぐうにいなくてはならないとけつろんするのです。)
それにはなるべく窮屈な境遇にいなくてはならないと結論するのです。
(ふつうのひとからみれば、まるですいきょうです。)
普通の人から見れば、まるで酔興です。
(そのうえきゅうくつなきょうぐうにいるかれのいしは、ちっともつよくなっていないのです。)
その上窮屈な境遇にいる彼の意志は、ちっとも強くなっていないのです。
(かれはむしろしんけいすいじゃくにかかっているくらいなのです。)
彼は寧ろ神経衰弱に罹っている位なのです。
(わたくしはしかたがないから、かれにむかってしごくどうかんであるようなようすをみせました。)
私は仕方がないから、彼に向って至極同感であるような様子を見せました。
(じぶんもそういうてんにむかって、じんせいをすすむつもりだったとついにはめいげんしました。)
自分もそういう点に向って、人生を進む積りだったと遂には明言しました。
((もっともこれはわたくしにとってまんざらくうきょなことばでもなかったのです。)
(尤もこれは私に取ってまんざら空虚な言葉でもなかったのです。
(けいのせつをきいていると、)
Kの説を聞いていると、
(だんだんそういうところにつりこまれてくるくらい、かれにはちからがあったのですから)。)
段々そういうところに釣り込まれて来る位、彼には力があったのですから)。
(さいごにわたくしはけいといっしょにすんで、)
最後に私はKと一所に住んで、
(いっしょにこうじょうのみちをたどっていきたいとはつぎしました。)
一緒に向上の路を辿って行きたいと発議しました。
(わたくしはかれのごうじょうをおりまげるために、かれのまえにひざまずくことをあえてしたのです。)
私は彼の剛情を折り曲げるために、彼の前に跪まずく事を敢てしたのです。
(そうしてやっとのことでかれをわたくしのいえにつれてきました。)
そうして漸との事で彼を私の家に連れて来ました。