二色蓮花蝶

(えいえんとはくりかえし)

不滅(えいえん)とは　【くりかえし】

(ほとばしるねつときずあと)

ほとばしる 熱と傷痕

(であうかぎりみをさいて)

出逢うかぎり 身を裂いて

(けれどわたしこきゅうをやめぬでしょう)

けれどわたし 呼吸を止めぬでしょう

(あなたとめぐるばしょでかえるものがある)

あなたと廻る(めぐる)狭間(ばしょ)で　かえるものがある

(にびょうにいちどのこいぬりつぶしていけ)

二秒に一度の恋 塗りつぶしていけ

(さあわたしのものをぬすんでごらんよ)

さあ わたしの未来(もの)を盗んでごらんよ

(あなたのてでうちおとせるというなら)

あなたの手で 撃ち落とせると言うなら

(さあわたしのこえにいどんでごらんよ)

さあ わたしの問に挑んでごらんよ

(あなたがあなたでいるためのやくそく)

あなたがあなたでいるための条件

(かなしむにはとおすぎて)

悲しむには 遠すぎて

(あめのけはいさえしりえない)

雨の気配さえ 知りえない

(てんとちほどのゆうえん)

天と地ほどの悠遠

(だからふたりひとつになれぬでしょう)

だからふたり ひとつになれぬでしょう

(それでもこのせかいでまざりあうために)

それでも この世界で混ざり合うために

(あらいたてのこころとくちびるがあるの)

洗いたての心と紅唇(くちびる)があるの

(さあわたしのものをぬすんでごらんよ)

さあ わたしの未来を盗んでごらんよ

(あなたのてでうちおとせるというなら)

あなたの手で 撃ち落とせるというなら

(さあわたしのてつをかわしてごらんよ)

さあ わたしの弾(てつ)をかわしてごらんよ

(あなたがあなたでいるためのやくそく)

あなたがあなたでいるための条件

(あなたとめぐるばしょでかえるものがある)

あなたと廻る狭間で かえるものがある

(にびょうにいちどのこいぬりつぶしていけ)

二秒に一度の恋 塗りつぶしていけ

(さあわたしのものをぬすんでごらんよ)

さあ わたしの未来を盗んでごらんよ

(あなたのてでうちおとせるというなら)

あなたの手で 撃ち落とせるというなら

(さあわたしをすきにいろどってごらんよ)

さあ わたしを好きに彩ってごらんよ

(あなたがわたしといるためのやくそく)

あなたがわたしといるための条件