はじまりの音

(みなもにおとしたいしがはもんとなって)

水面に落とした石が波紋となって

(むこうぎしめざしてひろがってゆく)

向こう岸 目指して ひろがってゆく

(そんないめーじがいつもまわってるひび)

そんなイメージがいつも まわってる日々

(きっかけばかりずっとさがしてたんだ)

キッカケばかりずっと探してたんだ

(かくしたいわけじゃない)

隠したいわけじゃない

(にげてるつもりもない)

逃げてるつもりもない

(だれかのひややかなこえにみみふさぐときもあるよ)

誰かの冷ややかな声に 耳塞ぐ時もあるよ

(それでもこのてのばせばほら)

それでもこの手伸ばせば ほら

(たしかにふれるあたたかいひかり)

たしかに触れる 温かい光

(ここからせかいはうごいてくんだよ)

ここから世界は動いていくんだよ

(わがままでききわけのないおもいをむねに)

ワガママで聞き分けのない想いを胸に

(かわりたくてかわれなかった)

変わりたくて変われなかった

(おくびょうなじぶんにいま)

臆病な自分に今

(さよならするために)

サヨナラするために

(どこからだってそうすたーとなんだよ)

どこからだって そう スタートなんだよ

(ふみだしたらとまれないって)

踏み出したら止まれないって

(ぼくらはわかってる)

僕らは分かってる

(しんじるいっぽきみをまってる)

信じる一歩 君を待ってる

(はじまりのおとを)

はじまりの音を

(きかせて)

聞かせて

(とうめいなままでいればきづかれもしない)

透明なままでいれば 気付かれもしない

(ながれにまかせたってこどくはきえない)

流れにまかせたって 孤独は消えない

(のみこむだけのことのはいきばなくして)

飲み込むだけのコトノハ 行き場無くして

(つよがりのぼうはていがあふれたんだ)

強がりの防波堤が溢れたんだ

(どこにもいないなんて)

どこにもいないなんて

(きめつけられたくない)

決めつけられたくない

(きずつきふりおとされた)

傷つき 振り落とされた

(ぷらいどがねつをあげる)

プライドが熱を上げる

(このこえのままひびきあうなら)

この声のまま響きあうなら

(いつかはかたちをこえていける)

いつかは存在を越えて行ける

(ここからせかいへとびたつんだよ)

ここから世界へ飛び立つんだよ

(ぶきようなえそらごとだってじゆうにえがいて)

不器用なエソラゴトだって 自由に描いて

(きせきなんておこらないって)

奇跡なんて起こらないって

(おもいこんでたあのひを)

思い込んでたあの日を

(くつがえしにいこう)

覆しに行こう

(こころがなんどもさけんでるんだよ)

心が何度も叫んでるんだよ

(つまづいたいたみこそがきぼうにかわると)

つまづいた痛みこそが希望に変わると

(ひかってるみらいおそれないで)

光ってる未来 おそれないで

(きみだけのこえを)

君だけの声を

(きかせて)

聞かせて

(なみだをつかいはたしたよあけ)

ナミダを使い果たした夜明け

(ねむれずほしをさがしたまどべ)

眠れず星を探した窓辺

(こどうのどらむがせいじゃくになりひびく)

鼓動のドラムが静寂に鳴り響く

(もしもねがったなら)

もしも願ったなら？

(もしもこのよかんがきぼうだとしたら)

もしもこの予感が"希望"だとしたら…？

(ここからせかいはうごいていくんだよ)

ここから世界は動いていくんだよ

(わがままでききわけのないおもいをむねに)

ワガママで 聞き分けのない想いを胸に

(いつまでもわすれなかった)

いつまでも忘れなかった

(たったひとつしんじてた)

たったひとつ信じてた

(かがやけるばしょへ)

輝ける場所へ

(どこからだってそうすたーとなんだよ)

どこからだって そう スタートなんだよ

(ふみだしたらとまれないって)

踏み出したら止まれないって

(ぼくらはわかってる)

僕らは分かってる

(しんじるいっぽきみをまってる)

信じる一歩 君を待ってる

(はじまりのおとを)

はじまりの音を

(きかせて)

聞かせて

(かなでて)

奏でて