春にさよなら

(からっぽのへやぬぎっぱなしのふく)

空っぽの部屋 脱ぎっぱなしの服

(たべきれなかったべんとう)

食べきれなかった弁当

(かがみのまえでえがおをつくるきょうもわたしはげんきだと)

鏡の前で笑顔を作る 今日も私は元気だと

(ふせられたしゃしんおきざりのおもいで)

伏せられた写真 置き去りの想い出

(あいされなかったかこ)

愛されなかった過去

(いまのわたしがこうていできずいきするいみをさがした)

今の私が肯定できず 息する意味を探した

(あしたさえこなければきょうのわたしはきれいでいられる)

明日さえ来なければ 今日の私は綺麗でいられる

(まいにちねがってまぶたをとじても)

毎日願って瞼を閉じても

(いつでもかみさまは・・・みえないふり)

いつでもカミサマは・・・見えないふり

(べつにだれでもいいわけじゃない)

別に 誰でもいい訳じゃない

(でもひつようとされてたいんだ)

でも必要とされてたいんだ

(おくびょうなわたし１ぽふみだせず)

臆病な私１歩踏み出せず

(ながされてこうかいするんだ)

流されて後悔するんだ

(かじかんでなにもかんじないわたしのこころを)

悴んで何も感じない私の心を

(そっとやさしくあたためてほしい)

そっと優しくあたためて欲しい

(だれかのとなりにいたいだけ)

誰かの隣にいたいだけ

(すわないたばこみなれたあきばこと)

吸わない煙草 見慣れた空き箱と

(ちらかったままのへや)

散らかったままの部屋

(かがみのまえでえがおをつくるきょうもわたしはげんきだと)

鏡の前で笑顔を作る 今日も私は元気だと

(こぼしたなみだもらったあいのかず)

零した涙 貰った愛の数

(かくしたきずあとのかず)

隠した傷跡の数

(いまのわたしをひていしてもうまれかわれるわけじゃない)

今の私を否定しても 生まれ変われる訳じゃない

(わたしさえいなければあすのわたしはきれいでいられる)

私さえいなければ 明日の私は綺麗でいられる

(ずっとなやんだりこえをあらげても)

ずっと悩んだり声を荒げても

(だけどかみさまはしらないふり)

だけどカミサマは 知らないふり

(べつにどうなっていいわけじゃない)

別に どうなっていい訳じゃない

(でもひつようとされてたいんだ)

でも必要とされてたいんだ

(さいていなわたししあわせもとめて)

最低な私 快楽求めて

(まちがえてこうかいするんだ)

間違えて後悔するんだ

(かじかんでなにもかんじないわたしのからだを)

悴んで何も感じない 私の体を

(そっとやさしくあたためてほしい)

そっと優しく温めて欲しい

(だれかのとなりにいたいだけ)

誰かの隣にいたいだけ

(しずまったへやあまおとがなりひびく)

静まった部屋　雨音が鳴り響く

(わかれのためのあいず)

別れの為の合図

(かがみのまえでけしょうをなおすこれでわたしはへいきだと)

鏡の前で化粧をなおす　これで私は平気だと

(おさないころにむじゃきにえがいていたしょうらいのゆめのかず)

幼いころに無邪気に描いていた　将来の夢の数

(もしわたしがかこにいけたらごめんねとつたえたいんだ)

もし私が過去に行けたら ごめんねと伝えたいんだ

(いますぐにいきをとめたならあしたはきれいでいられる)

今すぐに息を止めたなら 明日は綺麗でいられる

(まいにちなやんでなみだをながして)

毎日悩んで涙を流して

(いつでもかみさまにたよりきり)

いつでもカミサマに 頼りきり

(すべてきらいになったわけじゃない)

すべて嫌いになった訳じゃない

(でもこうかいしてしまうんだ)

でも後悔してしまうんだ

(おろかなわたしどんなにせめても)

愚かな私 どんなに責めても

(いまはかわらないわかってる)

現在は変わらない分かってる

(わたしなりにがんばってみて)

私なりに頑張ってみて

(あなたのこころとそっとやさしくつながれたらさ)

あなたの心と そっと優しく繋がれたらさ

(いつかは・・・)

いつかは・・・

(べつにだれでもいいわけじゃない)

別に誰でもいい訳じゃない

(でもひつようとされてたいんだ)

でも必要とされてたいんだ

(おくびょうなわたし１ぽふみだせず)

臆病な私１歩踏み出せず

(ながされてこうかいするんだ)

流されて後悔するんだ

(かじかんでなにもかんじないわたしのこころを)

悴んで何も感じない 私の心を

(そっとやさしくあたためてほしい)

そっと優しくあたためて欲しい

(だれかのとなりにいたいだけ)

誰かの隣にいたいだけ