ココロアンサー

(ぼくたちのねがいはかんたんにやぶりすてられていたんだ)

僕達の願いは簡単に破り捨てられていたんだ

(それがげんじつかくじつできれーすみたいなもんだろ)

それが現実　確実　出来レースみたいなもんだろ

(じゅうねんまえ)

10年前

(そこにはけがれないばしょがあった)

そこには穢れない場所があった

(なみきみちはなのみちあるくほどさきがかがやいてみえた)

並木道　華の道　歩くほど先が輝いて見えた

(ずっとつづくとおもっていた)

ずっと続くと思っていた

(まわりをずっときにしてた)

周りをずっと気にしてた

(そんなまいにちのどこがたのしいのかなんて)

そんな毎日のどこが楽しいのかなんて

(きづいたときにはすでにおそかった)

気づいた時にはすでに遅かった

(みかんせいのままぴりおどをむかえそう)

未完成のままピリオドを迎えそう

(じゅうねんご)

10年後

(かこのうえにたってまたつみかさねていく)

過去の上に立ってまた積み重ねていく

(すこしでもわらえたひがあるからこわくない)

少しでも笑えた日があるからこわくない

(まっしろなあんさー)

真っ白なアンサー

(つみあげたろっくなんばー)

積み上げたロックナンバー

(いみのないすうじなんばー)

意味のない数字ナンバー

(ぼくらはまたうごきだした)

僕らはまた動き出した

(あおいそらまんなかひとりたっていた)

蒼い空　真ん中　一人立っていた

(ばくぜんとながめてた)

漠然と眺めてた

(ちへいせんりそうにたどりつけるまでさがしてた)

地平線　理想にたどり着けるまで探してた

(じゅうねんまえ)

10年前

(あるいてあるいてはすべてがあふれだすほどにみたされてく)

歩いて　歩いてはすべてが溢れ出すほどに満たされてく

(たちふさぐこえもすべてききながしておわりにしていた)

立ち塞ぐ声もすべて聞き流して終わりにしていた

(ぼくらはきりはなされてく)

僕らは切り離されてく

(たばねたおもいもいってんとっぱついおくのごせんふ)

束ねた想いも　一点突破　追憶の五線譜

(えがいたさきではどろだらけ)

描いた先では泥だらけ

(あめはやむことなくかさもささずあるいた)

雨は止むことなく傘もささず歩いた

(じゅうねんご)

10年後

(ねむりからさめたならたんじゅんなひびにおさらば)

眠りから覚めたなら単純な日々におさらば

(にどとかこにとらわれずみわたしたげんじつせかい)

二度と過去にとらわれず見渡した現実世界

(こどうたかまってくあんさー)

鼓動高まってくアンサー

(くちずさむろっくなんばー)

口ずさむロックナンバー

(こころおちつかせるあんばー)

心落ち着かせるアンバー

(ぼくらはまたあるきだした)

僕らはまた歩き出した

(こころをからしたそんなひにはなみだかれるまで)

心を枯らしたそんな日には涙枯れるまで

(なにもきにせずにないていいんだよ)

何も気にせずに泣いていいんだよ

(ゆれうごくきもちにしゅうしせんを)

揺れ動く気持ちに終止線を

(じしんもっていいよってぼくはなんどもくりかえしいった)

自信もっていいよって僕は何度も繰り返し言った

(せおいきれないりそうととまることのないげんじつ)

背負いきれない理想と止まる事のない現実

(たちどまるにははやくてむいしきにすすんでいた)

立ち止まるには早くて　無意識に進んでいた

(いきてくためのあんさー)

生きてくためのアンサー

(みかいたくろっくなんばー)

未開拓ロックナンバー

(ありったけのおもいむねに)

ありったけの想い胸に

(ぼくらはまたうごきだした)

僕らはまた動き出した