Leaving...

(ほほなでるかぜもまばゆいひかりもとけるから)

頬撫でる風も 目映い光も 溶けるから

(もうまよわないさよなら)

もう迷わない さよなら…

(こんとんにしばられたそのとびらあけたあなたなぜ)

混沌に縛られた その扉 開けた貴方 何故

(なめらかなそのゆびでつつみこんでくれたひびどこ)

滑らかなその指で 包み込んでくれた日々 何処

(たがいつながるふたしかなやくそく)

互い繋がる 不確かな約束

(たいせつにしてたあなたがくれたもの)

大切にしてた 貴方がくれたもの

(きざまれたあともきえないきおくも)

刻まれた痕も 消えない記憶も

(こえるからもうおわないで)

越えるから もう追わないで

(ほほなでるかぜもまばゆいひかりもとけるから)

頬撫でる風も 目映い光も 溶けるから

(もうまよわないさよなら)

もう迷わない さよなら…

(ゆっくりとくだかれたしんじるこころがきえたいつ)

ゆっくりと砕かれた 信じる心が消えた いつ

(ひにやけたそのうででだきよせるしろいせなかだれ)

日に焼けたその腕で 抱き寄せる白い背中 誰

(がらすみたいにこわれそうなやくそく)

ガラスみたいに壊れそうな約束

(しんじつをおもったわたしをみてたもの)

真実を想った 私を見てたもの

(あまえたせりふもはげしいしょうどうも)

甘えた台詞も 激しい衝動も

(つらいからもうみせないで)

辛いから もう見せないで

(まよいこんだみちもからみあうゆびも)

迷い込んだ道も 絡み合う指も

(ほどくからもうたよらないさよなら)

解くから もう頼らないさよなら...

(こどもみたいにまもってたやくそく)

子供みたいに 守ってた約束

(うそだとわかったたがいをつなぐもの)

嘘だとわかった 互いを繋ぐもの

(ながれるなみだもいてついたむねも)

流れる涙も 凍てついた胸も

(たえるからもういわないで)

耐えるから もう言わないで

(すすけたきぼうもうしなったときも)

煤けた希望も 失った時間(とき)も

(もどすからもうなかない)

戻すから もう泣かない

(きざまれたあともきえないきおくも)

刻まれた痕も 消えない記憶も

(こえるからもうおわないで)

越えるから もう追わないで

(ほほなでるかぜもまばゆいひかりもとけるから)

頬撫でる風も 目映い光も 溶けるから

(もうまよわないさよなら)

もう迷わない さよなら…