真夏と少年の天ノ川戦争
作詞/作曲:Orangesta
歌:IA
もう夏も終わりますね…。
でもまだまだ暑い
この曲凄く長いのですが、物語になっているので一番だけとかサビだけとかが嫌で全部作ったら作った本人でも大変です笑
普段、マイタイピングをやるときはYouTubeで音楽を流しながらタイピングしているのですが、追いつけないし正確性もダメダメで困ってます笑
関連タイピング
歌詞(問題文)
(まなつのさかをかけるじてんしゃの)
真夏の坂を駆ける自転車の
(はいけいのおやしろのすぐそばで)
背景のお社のすぐそばで
(らんらんどせるほうりなげそこでうずくまる)
らんランドセル放り投げそこで蹲る
(しょうじょをぼくはみつけてしまったんだ)
少女を僕は見つけてしまったんだ。
(しちがついつかこういっせいのなつ)
七月五日高一生の夏
(ぶかつがえりのゆうぐれにのまれてきえてしまいそうなほど)
部活帰りの夕暮れにのまれて消えてしないそうなほど
(ちいさなしょうじょにはなしかけてみたんだどうしたのって)
小さな少女に話しかけてみたんだ。「どうしたの?」って。
(もくひけんのこうしはぜんこくみんにやくそくされてるけど)
黙秘権の行使は全国民に約束されてるけど
(やっぱこうもあざやかにねむしされるとしょうじきくるもんがあるので)
やっぱこうも鮮やかにね無視されると正直くるもんがあるんで。
(なんてごちゃごちゃとつぶやいたって)
なんてごちゃごちゃと呟いたって
(あいかわらずだまりこんでたしょうじょが)
相変わらず黙り込んでた少女が
(なんのひょうしにかたちあがってさけぶ)
何の拍子にか立ち上がって叫ぶ
(うっせーろりこん)
うっせーロリコン!
(くーちゃんをかえせってくされどうがどこにいるのかこたえろって)
「くーちゃんを返せって腐れ童が!どこにいるのか答えろ!」って、
(とびだしたもうげんばりぞうごん)
飛び出した妄言 罵詈雑言
(うわなんかまたなきだしちゃった)
うわ、なんかまた泣き出しちゃった…
(いやぼくはせいしゅんばかですはい)
「いや、僕は青春バカです。ハイ。」
(いやなにいってんだぼくはぼくは)
いや何言ってんだボクは!僕は!
(どうようでもしてんですかほんとさあもうなんなんだってんだ)
動揺でもしてんですか?ホントさあ、もう何なんだってんだ!
(ひはもうしずんじゃってせかいはすこしあおくなって)
日はもう沈んじゃって世界は少し蒼くなって
(なきつかれたしょうじょはれいせいをとりもどして)
泣き疲れた少女は冷静を取り戻して
(くーちゃんはねこですこのへんにすんでんですでもきょうはなぜかいないんです)
「くーちゃんは猫です。この辺に住んでんです。でも今日は何故かいないんです
(どこへいったのでしょうか)
どこへ行ったのでしょうか?」
(よしじゃああしたさがしにいこうかってぼくはしょうじょにていぎしたんだ)
「よし、じゃあ明日探しに行こうか!」って僕は少女に提議したんだ。
(そしたらいっしゅんおどろいててれくさそうにわらった)
そしたら一瞬驚いて、照れくさそうに笑った。
(さんきゅーろりこん)
サンキューロリコン
(ぼくのなつよはぜろたんめいのいっとうせいよ)
僕の夏よ爆ぜろ 旦明の一等星よ
(おいかぜをかんぜよらいせよおうとうせよ)
追い風を感ぜよ 来世よ応答せよ
(しゅうばんせんそうだいせいこうだいせいもんたいけいそうそう)
終盤戦争大成功 大誓文大計早々
(ぼくらはただこのばしょにいたかったんだ)
僕らはただこの場所に居たかったんだ…
(よくじつはけっきょくどんまいでなんのしゅうかくもえられなくて)
翌日は結局ドンマイで 何の収穫も得られなくて
(もうどうすりゃいいかわかんないやこころでさけんでもむなしくて)
もうどうすりゃ良いかわかんないや!心で叫んでも空しくて。
(ぼくはげんじつをふりはらってあしたにはきっとみつかるさって)
僕は現実を振り払って「明日にはきっと見つかるさ!」って。
(そんなぼくにこたえるようにわらうしょうじょのえがおがかなしくって)
そんな僕に応えるように笑う少女の笑顔が悲しくって…。
(たいようがずじょうをとおりすぎたぶかつがえりのひるさがり)
太陽が頭上を通り過ぎた部活帰りの昼下がり
(ぼくはきのうとおなじばしょへじてんしゃこいでむかっていた)
僕は昨日と同じ場所へ自転車漕いで向かっていた。
(がんぜんにそのやしろがあるもりがみえるさかをくだるとじょうでぼくは)
眼前にその社がある森が見える坂を下る途上で僕は
(にさんにんいやさんよんにんのちゅうがくせいと)
二、三人?いや三、四人の中学生と
(そのてにあるふくろがなぜかきがかりで )
その手にある袋が何故か気がかりで。
(とりあえずぼくはしょうじょのまつそこへとうちゃくはしたがはたしてそこには)
取り敢えず僕は 少女の待つそこへ到着はしたが 果たしてそこには
(いつかのようすでふさぎこむしょうじょのあしもとあたりにねこくらいのけものの)
いつかの様子で 塞ぎ込む少女の足元辺りに 猫くらいの獣の
(くびのないぐちゃぐちゃのなきがらがおちていて)
首の無いぐちゃぐちゃの亡骸が落ちていて。
(くるってんな)
「狂ってんな…」
(たいはしたかんじょうせいげんばくせいおんわれをわすれて)
大破した 感情制限 爆声音 我を忘れて
(はしりだしたきょうけんのせなかをみたんだ)
走り出した狂犬の背中を見たんだ。
(かけあがったさきにむれるちゅうぼうへいをなぐりたおしてさけぶんだ)
駆け上がった先に 群れる中坊兵を殴り倒して叫ぶんだ
(わからねぇよっ)
「わからねぇよっ!」
(はいてはいてはいてはいて)
吐いて 吐いて 吐いて 吐いて
(ないてつかみとったもんは)
泣いて 掴み取ったもんは
(こんなくだらないげんじつでしかないんだろうか)
こんなくだらない現実でしかないんだろうか!?
(たえまないおうげきとつうようのしゅうまつに)
絶え間ない殴撃と 痛痒の終末に
(つきおとされてこのさかをころがってくおちてゆく)
突き落とされて この坂を転がってく 落ちてゆく
(めをあければそこはほしのともえぼくのてをつかみはなさない)
目を開ければそこは星の巴 僕の手を掴み離さない
(いまはふたりめをあわせないでただそらをながめていた)
今は二人目を合わせないで ただ空を眺めていた。