想い出の枯葉が飛び去る前に
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歌詞(問題文)
(わたしのふところのなか)
私の懐の中、
(かつてのまちがとけていた)
かつての街が溶けていた。
(そのひもつよいかぜのひで)
その日も強い風の日で、
(よぶこえはとどかなかった)
呼ぶ声は届かなかった。
(ことのはをかわしたこと)
言の葉を交わしたこと、
(あなたはわすれていって)
あなたは忘れて往って。
(とどけようとしたけれど)
届けようとしたけれど、
(めにしたときは)
目にした時は、
(いなくなってた)
いなくなってた。
(ままよ)
儘よ、
(ゆうぐれのそらをあるく)
夕暮れの空を歩く、
(さめないきおくをのぞみながら)
冷めない記憶を望みながら。
(おもいでのかれはがとびさるまえに)
想い出の枯葉が飛び去る前に、
(あなたとやくそくをかわしましょう)
あなたと約束を交わしましょう。
(うつろのそらのむこうは)
虚の空の向こうは、
(かげりのまちがまざっていて)
翳りの街が混ざっていて。
(なまえのつかないなぎのひは)
名前の付かない凪の日は、
(しだいにほころびてゆく)
次第に綻びてゆく。
(いけのまわり)
いけのまわり
(はしりまわって)
はしりまわって
(なにもしらず)
なにもしらず
(わらいあってた)
わらいあってた
(てをふりながら)
てをふりながら
(どうしても)
どうしても
(あなたのせなか)
あなたのせなか
(おいつけなくて)
おいつけなくて
(ままよ)
儘よ、
(ゆうぐれのそらがにじむ)
夕暮れの空が滲む、
(こおったきおくをようしながら)
凍った記憶を擁しながら。
(おもいでのかれはがとびさるまえに)
想い出の枯葉が飛び去る前に、
(せめてひとことだけとどけたい)
せめて一言だけ届けたい。
(かぞえうたのしらべは)
数え唄の調べは、
(とうにわすれられ)
とうに忘れられ。
(よみかえされてゆくたびに)
読み返されてゆく度に、
(しあわせのいみがかわるのです)
幸せの意味が変わるのです。
(ままよ)
儘よ、
(ゆうぐれのそらをあるく)
夕暮れの空を歩く、
(さめないきおくをのぞみながら)
冷めない記憶を望みながら。
(おもいでのかれはがとびさるまえに)
想い出の枯葉が飛び去る前に、
(あなたとやくそくをかわしましょう)
あなたと約束を交わしましょう。
(ままよ)
儘よ、
(ゆうぐれのそらがにじむ)
夕暮れの空が滲む、
(こおったきおくをようしながら)
凍った記憶を擁しながら。
(おもいでのかれはがとびさるまえに)
想い出の枯葉が飛び去る前に、
(せめてひとことだけとどけたい)
せめて一言だけ届けたい。
(おもいでのかれはがとびさるまえに)
想い出の枯葉が飛び去る前に、
(あなたとのやくそくおもいだして)
あなたとの約束思い出して。
(わたしのふところのなか)
私の懐の中、
(あなたのかおがすたれていた)
あなたの顔が廃れていた。