叛逆QB台詞集
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問題文
(しんじつなんてしりたくもないはずなのに)
真実なんて知りたくもないはずなのに
(それでもおいもとめずにはいられないなんて)
それでも追い求めずにはいられないなんて
(つくづくにんげんのこうきしんというものは、りふじんだね)
つくづく人間の好奇心というものは、理不尽だね
(まあ、きみならいずれはきっと)
まあ、君ならいずれはきっと
(こたえにたどりつくだろうとはおもっていたよ、あけみほむら)
答えにたどり着くだろうとは思っていたよ、暁美ほむら
(のこるぎもんは、きみのいのちとたましいがいまどこにあるのかだよね?)
残る疑問は、君の命と魂が今どこにあるのかだよね?
(そのこたえはぼくがおしえてあげる)
その答えは僕が教えてあげる
(これがこのにせもののみたきはらしのそとがわ、げんじつせかいのきみのすがただよ)
これがこの偽物の見滝原市の外側、現実世界の君の姿だよ
(ぼくたちのつくりだしたかんしょうしゃだんふぃーるどが)
僕たちの作り出した干渉遮断フィールドが
(きみのそうるじぇむをつつんでいる)
君のソウルジェムを包んでいる
(すでにげんかいまでにごりきっていたそうるじぇむを)
すでに限界まで濁りきっていたソウルジェムを
(そとからのえいきょうりょくがいっさいおよばないかんきょうにとじこめたとき、なにがおこるのか)
外からの影響力が一切及ばない環境に閉じ込めた時、何が起こるのか
(まほうしょうじょをじょうかし、しょうめつさせるちから)
魔法少女を浄化し、消滅させる力
(きみたちがえんかんのことわりとよんでいるげんしょうからかくりされたとき)
君たちが円環の理と呼んでいる現象から隔離された時
(そうるじぇむはどうなるのか?)
ソウルジェムはどうなるのか?
(たしかにきょうみぶかいけっかをかんさつさせてもらったよ)
確かに興味深い結果を観察させてもらったよ
(どくじのほうそくにしはいされたへいさくうかんのけいせいと)
独自の法則に支配された閉鎖空間の形成と
(がいぶのぎせいしゃのゆうどう、ほかく)
外部の犠牲者の誘導、捕獲
(これこそまさしく、いつかきみがせつめいしてくれた)
これこそまさしく、いつか君が説明してくれた
(まじょとやらののうりょく、そのものだよね)
魔女とやらの能力、そのものだよね
(しゃだんふぃーるどにほごされたそうるじぇむがまだくだけていないいじょう)
遮断フィールドに保護されたソウルジェムがまだ砕けていない以上
(きみはかんぜんなかたちで、まじょにへんかできたわけでもない)
君は完全な形で、魔女に変化できたわけでもない
(たまごをわることができなかったひなが)
卵を割ることができなかったヒナが
(からのなかでせいちょうしてしまったようなものだね)
殻の中で成長してしまったようなものだね
(だからきみは、みずからのうちがわにけっかいをつくりだすことになった)
だから君は、自らの内側に結界を作り出すことになった
(まさか、まちひとつをまるごともほうしてさいげんできるとはおどろきだ)
まさか、街1つを丸ごと模倣して再現できるとは驚きだ
(ここはね、きみのそうるじぇむのなかにあるせかいなんだよ)
ここはね、君のソウルジェムの中にある世界なんだよ
(そこはぼくたちがちょうせいしてるのさ)
そこは僕たちが調整してるのさ
(ふぃーるどのしゃだんりょくはあくまでいっぽうつうこうだ)
フィールドの遮断力はあくまで一方通行だ
(そとからのかんしょうははじくけれど)
外からの干渉ははじくけれど
(うちがわからのゆうどうでぎせいしゃをつれこむことはできる)
内側からの誘導で犠牲者を連れ込むことはできる
(まじょとしてのきみがむいしきのうちにもとめたひょうてきだけが)
魔女としての君が無意識のうちに求めた標的だけが
(このせかいにはいりこめるんだ)
この世界に入り込めるんだ
(ここまでじょうけんをげんていしたうえで)
ここまで条件を限定したうえで
(なおもえんかんのことわりなるそんざいが)
なおも円環の理なる存在が
(あくまであけみほむらにせっしょくしようとするならば)
あくまで暁美ほむらに接触しようとするならば
(そのときは、きみのけっかいにまねきいれられたぎせいしゃというかたちで)
その時は、君の結界に招き入れられた犠牲者という形で
(このせかいにぐげんかするしかない)
この世界に具現化するしかない
(そうなれば、ぼくたちいんきゅべーたーは)
そうなれば、僕たちインキュベーターは
(これまでなぞだったまほうしょうじょしょうめつのげんいんを)
これまで謎だった魔法少女消滅の原因を
(ようやくとくていし、かんそくすることができる)
ようやく特定し、観測することができる
(じっさい、きみがつくったけっかいには)
実際、君が作った結界には
(げんじつせかいにはすでにそんざいしないきゃらくたーが)
現実世界にはすでに存在しないキャラクターが
(きみょうなかたちでさんかしている)
奇妙な形で参加している
(とりわけきょうみぶかいのは)
とりわけ興味深いのは
(かこのきおくにも、みらいのかのうせいにもそんざいしないひとりのしょうじょだ)
過去の記憶にも、未来の可能性にも存在しない1人の少女だ
(このうちゅうといっさいのいんがかんけいがないそんざいなのに)
この宇宙と一切の因果関係がない存在なのに
(かのじょはなんのいわかんもなくきみのせかいにまぎれこんできた)
彼女は何の違和感もなく君の世界に紛れ込んできた
(まあ、そもそもさいしょからさがすひつようさえなかったんだ)
まあ、そもそも最初から捜す必要さえなかったんだ
(てまをはぶいてくれたのはきみじしんなんだよ、あけみほむら)
手間を省いてくれたのは君自身なんだよ、暁美ほむら
(きみはいぜんからえんかんのことわりのことを)
君は以前から円環の理のことを
(かなめまどかというなまえでよんでいたからね)
鹿目まどかという名前で呼んでいたからね
(ゆいいつやっかいだったのはかなめまどかが)
唯一やっかいだったのは鹿目まどかが
(みちのちからをはっきするそぶりをまったくみせなかったことだ)
未知の力を発揮するそぶりをまったく見せなかったことだ
(けっかいのぬしであるきみのきおくそうさは)
結界の主である君の記憶操作は
(まどかにたいしてもさようしてしまったみたいだね)
まどかに対しても作用してしまったみたいだね
(かのじょはきみをきゅうさいするというもくてきだけでなく)
彼女は君を救済するという目的だけでなく
(じぶんじしんのちからとしょうたいさえみうしなっていたようだ)
自分自身の力と正体さえ見失っていたようだ
(これではてのだしようがない)
これでは手の出しようがない
(かなめまどかは、かみであることをわすれ)
鹿目まどかは、神であることを忘れ
(あけみほむらは、まじょであることをわすれ)
暁美ほむらは、魔女であることを忘れ
(おかげでぼくらは、こんなむいみなどうどうめぐりにつきあわされることになった)
おかげで僕らは、こんな無意味な堂々巡りにつきあわされることになった
(きみがしんそうにたどりついたことで、ようやくきんこうもくずれるだろう)
君が真相にたどり着いたことで、ようやく均衡も崩れるだろう
(さあ、あけみほむら)
さあ、暁美ほむら
(まどかにたすけをもとめるといい)
まどかに助けを求めるといい
(それでかのじょもおもいだす)
それで彼女も思い出す
(じぶんがなにものなのか、なんのためにここにきたのかを)
自分が何者なのか、何のためにここに来たのかを
(もちろん、いままでかせつにすぎなかったえんかんのことわりを)
もちろん、今まで仮説にすぎなかった円環の理を
(このめでみとどけることだよ)
この目で見届けることだよ
(さいしゅうてきなもくひょうについてはひていしないよ)
最終的な目標については否定しないよ
(まあみちのりはこんなんだろう)
まあ道のりは困難だろう
(このげんしょうは、ぼくたちにとってまったくのなぞだった)
この現象は、僕たちにとってまったくの謎だった
(そんざいすらかくにんできないものはてのだしようがないからね)
存在すら確認できないものは手の出しようがないからね
(そうだね。かんそくさえできればかんしょうできる)
そうだね。観測さえできれば干渉できる
(かんしょうできるなら、せいぎょもできる)
干渉できるなら、制御もできる
(いずれぼくたちのけんきゅうはえんかんのことわりをかんぜんにこくふくするだろう)
いずれ僕たちの研究は円環の理を完全に克服するだろう
(そうなれば、まほうしょうじょはまじょとなり)
そうなれば、魔法少女は魔女となり
(さらなるえねるぎーのかいしゅうがきたいできるようになる)
さらなるエネルギーの回収が期待できるようになる
(きぼうとぜつぼうのそうてんい、そのかんじょうからへんかんされるえねるぎーのそうりょうは)
希望と絶望の相転移、その感情から変換されるエネルギーの総量は
(よそういじょうのものだったよ)
予想以上のものだったよ
(やっぱりまほうしょうじょは、むげんのかのうせいをひめている)
やっぱり魔法少女は、無限の可能性を秘めている
(きみたちは、まじょへとへんかすることでそのそんざいをまっとうするべきだ)
君たちは、魔女へと変化することでその存在を全うするべきだ
(なぜおこるんだい?きみにはもうかかわりのないはなしだ)
なぜ怒るんだい?君にはもう関わりのない話だ
(あけみほむらのそんざいはかんけつした)
暁美ほむらの存在は完結した
(きみはかこくだったうんめいのはてに、まちのぞんでいたそんざいとさいかいのやくそくをはたす)
君は過酷だった運命の果てに、待ち望んでいた存在と再会の約束を果たす
(これは、こうふくなことなんだろう?)
これは、幸福なことなんだろう?
(そんな。みずからのろいをつのらせるなんて、なにをかんがえているんだ?)
そんな。自ら呪いを募らせるなんて、何を考えているんだ?
(じょうかがまにあわなくなるよ!)
浄化が間に合わなくなるよ!
(きみはそんなりゆうできゅうさいをこばむのかい?)
君はそんな理由で救済を拒むのかい?
(このままえいえんのときを、のろいとともにすごすつもりなのか?)
このまま永遠の時を、呪いと共に過ごすつもりなのか?
(ばかな。このしゃだんふぃーるどのうちがわでしぬことが)
バカな。この遮断フィールドの内側で死ぬことが
(なにをいみするのかわかっているのかい?)
何を意味するのか分かっているのかい?
(からをやぶることすらこばんで、たまごのなかでまじょとしてかんせいしてしまったら)
殻を破ることすら拒んで、卵の中で魔女として完成してしまったら
(きみはえんかんのことわりにかんちされることすらなくはめつする)
君は円環の理に感知されることすらなく破滅する
(もうだれも、きみのたましいをぜつぼうからすくえない)
もう誰も、君の魂を絶望から救えない
(きみはふたたび、かなめまどかとめぐりあうちゃんすをえいきゅうにうしなうんだよ?)
君は再び、鹿目まどかと巡り会うチャンスを永久に失うんだよ?
(きみにとってもさいあくのけつまつだろうに)
君にとっても最悪の結末だろうに
(まったく、どうしてにんげんのしこうはこうもりふじんなんだい?)
まったく、どうして人間の思考はこうも理不尽なんだい?