寝返り動作練習のポイント

(ねがえりどうさのうりょくをさいかくとくするためには、じょうしのりーちどうさうんどうをゆうどうする)

寝返り動作能力を再獲得するためには、上肢のリーチ動作運動を誘導する

(じゅうようなぽいんとである。ねがえりどうさのうんどうどうさのげんけいぱたーんは)

重要なポイントである。寝返り動作の運動動作の原型パターンは

(りーちどうさである。ししたいかんのれんどうしたうんどうはじょうしのりーちについじゅうする)

リーチ動作である。四肢体幹の連動した運動は上肢のリーチに追従する

(ようにとうびほうこうへはきゅうしていく。ひとのりーちどうさはよつあしどうぶつのほこううんどう)

ように頭尾方向へ波及していく。人のリーチ動作は四足動物の歩行運動

(をせいぎょしていたぜんしのせきずいこゆうしんけいかいろｃｐｇが、にそくほこうへのいこうという)

を制御していた前肢の脊髄固有神経回路CPGが、二足歩行への移行という

(へんかにたいしててきおうてきにへんかしたものである。いどうどうさとりーちはいっけん)

変化に対して適応的に変化したものである。移動動作とリーチは一見

(まったくいしつのうんどうとしてとらえられるが、りょうしゃかんにはおおくのきょうつうてん)

まったく異質の運動としてとらえられるが、両者間には多くの共通点

(がある。このそういせいはよつあしほこうからにそくほこうへのいこうというかんきょうのへんか)

がある。この相違性は四足歩行から二足歩行への移行という環境の変化

(にたいして、ぜんしのほこううんどうをせいぎょしているせきずいこゆうしんけいかいろｃｐｇが)

に対して、前肢の歩行運動を制御している脊髄固有神経回路CPGが

(りーちをせいぎょするしんけいかいろもうにてきおうてきへんかしていることをはんえいしている。)

リーチを制御する神経回路網に適応的変化していることを反映している。

(じょうしがりーちされたさいに、じどうてきにたいじくないかいせんやこかんせつのりょうそくせいかつどうが)

上肢がリーチされた際に、自動的に体軸内回旋や股関節の両側性活動が

(ゆうはつされるのは、りーちどうさがじょうしのせきずいこゆうしんけいかいろｃｐｇをつかった)

誘発されるのは、リーチ動作が上肢の脊髄固有神経回路CPGを使った

(うんどうぱたーんであり、じょうしのｃｐｇがさどうすればかしのｃｐｇもさどうする。)

運動パターンであり、上肢のCPGが作動すれば下肢のCPGも作動する。