Haze
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歌詞(問題文)
(みらいれいめいをみすえていたってそのうちふっとめがくらんで)
未来黎明を見据えていたって そのうちふっと目が眩んで
(はたしてぼくはどこへきえていくやみにつつまれたまちにきづいた)
果たして僕は何処へ消えていく 闇に包まれた街に気づいた
(せかいぜんたいがみえないところでかがやいてまちをきりぬくようで)
世界全体が見えないところで 輝いて街を切り抜くようで
(やるせないなとひとつつぶやいてたそがれのそらをあおいでいたんだ)
遣る瀬無いなと一つ呟いて 黄昏の空を仰いでいたんだ
(ふるきずにまどわされてはじぶんのいみをあわててさぐる)
古傷に惑わされては 自分の意味を慌てて探る
(とめどなくすぎゆくときにむげんもとわもしらないで)
止め処なく過ぎゆく時に 夢幻も永久も知らないで
(かこをけしいきることなどできないぼくはこのぼくだから)
過去を消し生きることなど 出来ない僕はこの僕だから
(いまこのかこがみらいのぼくのせをおしてやれるように)
今この過去が未来の僕の 背を押してやれるように
(なつかぜにゆられてひとりきりで)
夏風に揺られて 独りきりで
(かすみがかったそらをみあげていまかなたにいまをきく)
霞掛かった空を見上げて 今彼方に今を聴く
(ひびのなかゆらめいたぼくはいまさらぼくのこと)
日々の中揺らめいた 僕は今更僕のこと
(すこしみとめてめくるめくよいにむねをつまらせている)
少し認めて 目眩く宵に胸を詰まらせている
(きたいせんぼうへむかいあるけばすててきってゆくものがあって)
期待羨望へ向かい歩けば 捨てて切ってゆくものがあって
(いつしかぼくはそのはてにたってひかりにあふれたそらにきづいた)
いつしか僕はその果てに立って 光に溢れた空に気づいた
(がぜんゆうしゅうにきらめきをもっててをのばしてもとどかなくなって)
果然有終に煌めきを持って 手を伸ばしても届かなくなって
(なみだふいてぼやけてみえたゆうぐれはたしかにきれいだったんだ)
涙吹いてぼやけて見えた 夕暮は確かに綺麗だったんだ
(てあたりにくもをならべたあざやかなそらしずかなせかいは)
手当たりに雲を並べた 鮮やかな空静かな世界は
(おもむろにかたちをかえてただよいやみにとけていく)
徐に形を変えて ただ宵闇に溶けていく
(このいろはこころもようはうつるせかいをいろどりきえて)
この色は心模様は 移る世界を彩り消えて
(またあるきだすみらいのぼくがいまをわすれないように)
また歩き出す未来の僕が 今を忘れないように
(なつかぜにゆられてひとりきりで)
夏風に揺られて 独りきりで
(かすみがかったそらぼくはまだいまかなたにいまをきく)
霞掛かった空僕はまだ 今彼方に今を聴く
(ひびのなかゆらめいたぼくはいまさらこのそらに)
日々の中揺らめいた 僕は今更この空に
(ぼくをたたえてめくるめくよいになごりおしそうにわらう)
僕を称えて 目眩く宵に名残惜しそうに笑う