メンタル日和

(はんそでならすこしさむいゆうぐれ)

半袖なら少し寒い夕暮れ

(ぼくのみぎがわにつないでた)

僕の右側に繋いでた

(きみがいない)

きみがいない

(わたしをどうしてしゃりょうがわにするって)

私をどうして車両側にするって

(ふわりふくれていたよこがおが)

ふわりふくれていた横顔が

(いまもかわいい)

今も可愛い

(あれからいくつもよるをこえ)

あれからいくつも夜を越え

(けしきはいろをかえた)

景色は色を変えた

(なぜかそう)

なぜかそう

(おもいださせるきせつ)

思い出させる季節

(わせだどおりのゆうひにそっと)

早稲田通りの夕日にそっと

(そまったゆうひがきれいで)

染まった夕日がきれいで

(なつのおわりはいついつまでも)

夏の終わりはいついつまでも

(がくせいがいいろで)

学生街色で

(ゆうぐれせんちめんたるびより)

夕暮れセンチメンタル日和

(いろならうすぴんくで)

色なら薄ピンクで

(なつのおわりはいついつまでも)

夏の終わりはいついつまでも

(ふぉーくそんぐもようで)

フォークソング模様で

(くれぎわせんちめんたるびより)

暮れ際センチメンタル日和

(たまにならありでしょ？)

たまにならありでしょ？

(いとしいなまえ)

愛しい名前

(かきなぐっては)

書きなぐっては

(やぶっためもりー)

破ったメモリー