【意味怖】
語り部の女の子は一人暮らしである。
さらに、何かの病気だということも考えられるのに、なぜ、「眠ってしまった」と、通報者は「知って」いたのか。
また、なぜ、「すぐに通報」できたのか。
それは、通報者は語り部の女の子のことをずっと見ていたことになる。
つまり、通報者は覗きをしていたということになる。
| 順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 哀歌🌙💜 | 4614 | C++ | 4.8 | 94.6% | 241.4 | 1181 | 67 | 27 | 2024/10/17 |
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問題文
(しゃかいじんになって、ようやくのひとりぐらし。)
社会人になって、ようやくの一人暮らし。
(よるもあそびほうだいだし、やすみだってだらだらとねられる。)
夜も遊び放題だし、休みだってダラダラと寝られる。
(ほんとうにじゆうなせいかつ・・・・・・だとおもってたけど、げんじつはちがうね。)
本当に自由な生活……だと思ってたけど、現実は違うね。
(たしかにじゆうはじゆうだけど、たいへんなことがおおい。)
確かに自由は自由だけど、大変なことが多い。
(ごはんをつくったり、せんたくしたり、そうじしたりを、)
ご飯を作ったり、洗濯したり、掃除したりを、
(あたりまえだけどじぶんでやらないといけない。)
当たり前だけど自分でやらないといけない。
(しかも、しごとがいそがしくて、ねておきてかいしゃにいくの)
しかも、仕事が忙しくて、寝て起きて会社に行くの
(くりかえしのまいにちは、じゆうよりもたいへんなぶぶんのほうがおもくのしかかってくる。)
繰り返しの毎日は、自由よりも大変な部分の方が重くのしかかってくる。
(おかあさん、ほんと、いつもたいへんだったんだなぁ。)
お母さん、ホント、いつも大変だったんだなぁ。
(ありがとう。)
ありがとう。
(とはいえ、よわねをはいてじっかにかえるわけにもいかない。)
とはいえ、弱音を吐いて実家に帰るわけにもいかない。
(ここはがんばりどころ。)
ここは頑張りどころ。
(ということで、いまのところ、ゆいいつのたのしみがおふろである。)
ということで、今のところ、唯一の楽しみがお風呂である。
(おんがくやゆーちゅーぶをかけながら、ゆっくりとおふろにはいる。)
音楽やユーチューブをかけながら、ゆっくりとお風呂に入る。
(じっかでやるといかられるところだけど、ここがゆいいつ、ひとりぐらしのいいところだ。)
実家でやると怒られるところだけど、ここが唯一、一人暮らしのいいところだ。
(きょうもざんぎょうでおそくなって、つかれたからだをおふろでいやす。)
今日も残業で遅くなって、疲れた体をお風呂で癒す。
(つかれているから、きょうはおちついた、ゆっくりとした)
疲れているから、今日は落ち着いた、ゆっくりとした
(きょくをながしながら、あたためのおふろでゆったりきぶん。)
曲を流しながら、温めのお風呂でゆったり気分。
(あー、すごい、いいきもち。)
あー、すごい、いい気持ち。
(ごくらくごくらく・・・・・・。)
極楽極楽……。
(めをあけると、そこは、なんとびょういんだった。)
目を開けると、そこは、なんと病院だった。
(あわてるわたしに、かんごしさんがじじょうをはなしてくれる。)
慌てる私に、看護師さんが事情を話してくれる。
(びょういんにつうほうがあったそうだ。)
病院に通報があったそうだ。
(おふろでねむってしまって、おぼれているこがいる、と。)
お風呂で眠ってしまって、溺れている子がいる、と。
(すぐのつうほうだったから、いのちにべつじょうはなかったが、)
すぐの通報だったから、命に別状はなかったが、
(あと、１０ぷんおくれてたらしんでいたかもしれなかったそうだ。)
あと、１０分遅れてたら死んでいたかもしれなかったそうだ。
(・・・・・・ひとりぐらしは、やっぱりこわいね。)
……一人暮らしは、やっぱり怖いね。