【意味怖】お葬式 ＊概要欄に解説
語り手が亡くなった本人。
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問題文
(とつぜんのたかい)
突然の他界。
(わたしもそうだがかぞくのだれもがおどろいた)
私もそうだが、家族の誰もが驚いた。
(きのうまでぴんぴんしていてじびょうもなかった)
昨日までピンピンしていて持病もなかった。
(１００さいまでよゆうでいきるだろうといわれていた)
１００歳まで余裕で生きるだろうと言われていた。
(とはいえこうなってはしかたがない)
とはいえ、こうなっては仕方がない。
(おそうしきをあげるひつようがでてくる)
お葬式をあげる必要が出てくる。
(いままでよそのいえのおそうしきにでることはあってももしゅがわのけいけんはない)
今まで、他所の家のお葬式に出ることはあっても、喪主側の経験はない。
(だからとまどうのもしかたない)
だから、戸惑うのも仕方ない。
(まごなんかはいんたーねっとでいろいろとしらべてくれていた)
孫なんかは、インターネットで色々と調べてくれていた。
(しをかなしむひまもなくあわただしくおそうしきのじゅんびがおこなわれていく)
死を悲しむ暇もなく、慌ただしくお葬式の準備が行われていく。
(だがおつやのあとしんせきいちどうがあつまったときにはさすがになけてきた)
だが、お通夜の後、親戚一同が集まった時には、さすがに泣けてきた。
(こうやってぜんいんがあつまるのはいついらいだろうか)
こうやって全員が集まるのはいつ以来だろうか。
(こんなことならもっとはやくになにかりゆうをつけてよべばよかったとこうかいする)
こんなことなら、もっと早くに何か理由をつけて呼べばよかったと後悔する。
(そしておそうしきとうじつ)
そして、お葬式当日。
(しきにきてくれたゆうじんたちがあいさつにきてくれる)
式に来てくれた友人たちが挨拶に来てくれる。
(２０ねんもかおをあわせていなかったゆうじんがきてくれたことはほんとうにうれしかった)
２０年も顔を合わせていなかった友人が来てくれたことは本当に嬉しかった。
(ところどころふてぎわもあったけどおそうしきもぶじにおわった)
ところどころ、不手際もあったけど、お葬式も無事に終わった。
(じぶんでいうのもなんだがなかなかよいしきだったとおもう)
自分で言うのもなんだが、なかなか良い式だったと思う。
(なんだかほっとしてからだがかるくなったかんじがする)
なんだかホっとして、体が軽くなった感じがする。
(これでゆっくりできそうだ)
これでゆっくりできそうだ。