マクガフィン

(わだかまりをくりかえして)

わだかまりを繰り返して

(ほつれたいとたぐりよせる)

ほつれた糸手繰り寄せる

(かたづいたからっぽのへや ひとりぼっちで)

片付いたカラっぽの部屋 一人ぼっちで

(たんじょうびのれいじちょうど)

誕生日の0時ちょうど

(ともったらんぷ うすめでみた)

灯ったランプ 薄眼で見た

(まちうけにうつったぼくらを)

待ち受けに写った僕らを

(いたずらにうそをついていたんだ)

イタズラに嘘をついていたんだ

(なんだかきみがとおくなって)

なんだか君が遠くなって

(ぼくだけこどものまま かわれずに)

僕だけ子供のまま 変われずに

(きみがおしえてくれたこのせかい)

君が教えてくれたこの世界

(ぼくのがらくたでよごれているのに)

僕のガラクタで汚れいているのに

(いまでもなんでこんなふうにきれいなんだろう)

今でもなんでこんな風に綺麗なんだろう

(あまえるほどにこわくなっていた)

甘えるほどに怖くなっていた

(あんなやさしさでもたりなかった)

あんな優しさでもたりなかった

(ずっときみをすきなのに)

ずっと君をすきなのに