ラブレター

(まいちるもみじであかいほほごまかして)

舞い散る紅葉で赤い頬誤魔化して

(いまならきっとわたせるそんならぶれたー)

今ならきっと渡せる　そんな恋文(ラブレター)

(このはのささやききらめくしずくに)

木の葉の囁き　煌めく雫に

(きのうのあめがうそのようかぜがまぶしくて)

昨日の雨が嘘のよう　風が眩しくて

(ありふれたひびがいろづきかがやくちかづくこころのきょりをしんじていいかな)

ありふれた日々が色付き輝く　近付く心の距離を　信じていいかな

(おもいはとまることもなくあふれてふるえるゆびさきのひみつにぎって)

想いは止まる事もなく溢れて　震える指先の秘密握って

(あなたにとどけとねがうみつめることしかできずたちつくす)

あなたに届けと願う　見つめる事しかできず立ち尽くす

(あのひのわたしことばをうしなったみたいに)

あの日の私　言葉を失ったみたいに

(まいちるもみじとおなじいろほほそめて)

舞い散る紅葉と同じ色頬染めて

(いまならいえるきがするそんならぶれたー)

今なら言える気がするそんな恋文(ラブレター)

(はじめてかんじたいたみとやさしさ)

初めて感じた　痛みと優しさ

(あいはんしてるかんじょうをこいとよぶのでしょう)

相反してる感情を　恋と呼ぶのでしょう

(まだまだせかいはしらぬことばかり)

まだまだ世界は知らぬ事ばかり

(あなたとみつけだしたいよとはいえなかった)

あなたと見つけ出したいよ…　とは言えなかった

(おもいをてがみにたくしてつめこむ)

想いを手紙に託して詰め込む

(かきだすてもとのふでもっとはやく)

書き出す手元の筆もっと疾く

(あなたにとどけたいからちいさなゆうきをありったけあつめ)

あなたに届けたいから　ちいさな勇気をありったけ集め

(みつけにいこうなくしてしまったことばを)

見つけに行こう　失くしてしまった言葉を

(まいちるもみじであかいほほごまかして)

舞い散る紅葉で赤い頬誤魔化して

(いまならきっとわたせるそんならぶれたー)

今ならきっと渡せる　そんな恋文(ラブレター)

(とくべつなのはいつから？きづけばいつもあなたのことばかり)

特別なのはいつから？　気付けばいつもあなたの事ばかり

(かんがえてるよまるでわたしじゃないみたい)

考えてるよ　まるで私じゃないみたい

(それでもとどけたいから)

それでも届けたいから

(ちいさなゆうきをありったけあつめみつけにいこうなくしてしまったことばを)

ちいさな勇気をありったけ集め見つけに行こう　失くしてしまった言葉を

(まいちるもみじであかいほほごまかして)

舞い散る紅葉で赤い頬誤魔化して

(いまならきっとわたせるそんならぶれたー)

今ならきっと渡せる　そんな恋文(ラブレター)

(どうかうけとって)

どうか受け取って