ラムネ/indigo la End

(のすたるじー)

ノスタルジー

(まぎれるえれじー)

紛れるエレジー

(おくすることなくきせつはかわる)

臆することなく季節は変わる

(うつろうこころ)

うつろう心

(ここにあらずと)

ここに在らずと

(せつなげなかおかがみのなかに)

切なげな顔 鏡の中に

(わたしといきる)

私と生きる

(しぬまであるく)

死ぬまで歩く

(あたりまえがさ)

当たり前がさ

(ときにこわくて)

時に怖くて

(すこしのことで)

少しのことで

(ずつうがしたり)

頭痛がしたり

(からだのなかはいつもでたらめ)

身体の中はいつもデタラメ

(よわいままそとにでるだけど)

弱いまま外に出るだけど

(ちょっとあついひのらむねでさっきのわたしとさようなら)

ちょっと暑い日のラムネで さっきの私とさようなら

(はれたね)

晴れたね

(あめもね、きらいじゃないけど)

雨もね、嫌いじゃないけど

(しずかになくよりすきなひとにあいたい)

静かに泣くより 好きな人に会いたい

(さよならするのもとおくはないような)

さよならするのも 遠くはないような

(そんなきがするくりかえしておとなになるんだ)

そんな気がする 繰り返して大人になるんだ

(つごうのいいしゅくじつがくる)

都合のいい祝日が来る

(ちょっとあしたはだれにもあいたくないんだ)

ちょっと明日は誰にも会いたくないんだ

(どんなひもじんせいだ)

どんな日も人生だ

(わたしがわたしであるかぎりそんなにじゆうじゃないけれど)

私が私である限り そんなに自由じゃないけれど

(ほんをよみ)

本を読み

(はつこいをながし)

初恋を流し

(えいがをえらぶだけでつかれた)

映画を選ぶだけで疲れた

(こんなにねむいはずじゃなかった)

こんなに眠いはずじゃなかった

(れいぞうこにあるらむねがひかる)

冷蔵庫にあるラムネが光る

(かぎりあるみらいとむげんのかこを)

限りある未来と無限の過去を

(へだてるびーだま)

隔てるビー玉

(あめふれ)

雨降れ

(あめふれわたしはむてきだ)

雨降れ 私は無敵だ

(こいこがれたままわすれられてもいい)

恋焦がれたまま 忘れられてもいい

(さよならさよなら)

さよなら さよなら

(わたしのかみさま)

私の神様

(きょうはこころだけわるいこになっちゃうんだから)

今日は心だけ 悪い子になっちゃうんだから

(はれても)

晴れても

(あめでも、きらいじゃないけど)

雨でも、嫌いじゃないけど

(しずかになくよりおおごえでなきたい)

静かに泣くより 大声で泣きたい

(さよならしたってあなたはだいじょうぶ)

さよならしたって あなたは大丈夫

(それがいやなの)

それが嫌なの

(わたしはむりょくだ)

私は無力だ

(のすたるじーにかくれたしなじー)

ノスタルジーに隠れたシナジー

(はれたね)

晴れたね

(あめもね、きらいじゃないけど)

雨もね、嫌いじゃないけど

(しずかになくよりすきなひとにあいたい)

静かに泣くより 好きな人に会いたい

(さよならするのもとおくはないような)

さよならするのも 遠くはないような

(そんなきがするくりかえして)

そんな気がする 繰り返して

(ねえ、さてはわらった？)

ねえ、さては笑った？

(おおまじめなこどくを)

大真面目な孤独を

(あしたにはきっとあしたのかぜがふく)

明日にはきっと明日の風が吹く

(そんなことわかってる)

そんなことわかってる

(むてきでむりょくなこ)

無敵で無力な子

(くりかえしながら)

繰り返しながら

(おとなをしって)

大人を知って

(きょうをゆらすんだ)

今日を揺らすんだ