ツバサ　ナナホシ

(あけがたすぎのこくどうまでのほそいぬけみち)

明け方過ぎの国道までの細い抜け道

(きみがつぶやくこわいものなどなにもないよと)

君が呟く「恐いものなど何も無いよ」と

(みおくるためのことばになみだながれた)

見送る為の言葉に涙流れた

(つまらぬことではなしはたえず)

つまらぬ事で話は絶えず

(ちらかるへやでわらいあえてた)

散らかる部屋で笑いあえてた

(ゆめおうことにおそれはなくて)

夢追うことに恐れはなくて

(うまれたまちとさよならきめた)

生まれた街とサヨナラ決めた

(いつかあいにくるといつもわすれないと)

「いつか会いに来る」と「いつも忘れない」と

(てをふるきみのめもいえずにこころのなかでちかう)

手を振る君の瞳も 言えずにココロの中で誓う

(たびだつそらにであいとわかれせいしゅんのひびすべてをえがき)

旅立つ空に　出会いと別れ 青春の日々　全てを描き

(いつかたがいにおおきなはなをきれいなはなをさかせまたともにわらおう)

いつか互いに大きな花を 綺麗な花を咲かせまた共に笑おう

(あのひをむねにあてなくつづくみちはねむれぬよるとつらなる)

あの日を胸に あて無く続く道は眠れぬ夜とつらなる

(かないかけたゆめとつむぎだしたもじの)

叶いかけた夢と紡ぎ出した文字の

(はざまでゆれるのはきまぐれひがわりとけいのはり)

狭間で揺れるのは 気紛れ　日替わり　時計の針

(ながれるくもにあすをちかえどおいてかれてるふあんはよぎる)

流れる雲に　明日を誓えど 置いてかれてる不安はよぎる

(そのたびきみをきみのことばを)

その度君を　君の言葉を

(おもいかえしてなみだあつめこえからす)

思い返して　涙集め声枯らす

(いまもしんじているよいつもわすれないよ)

今も信じているよ　いつも忘れないよ

(てをふるきみのめをかえらぬはかなきあおきひびを)

手を振る君の瞳を 帰らぬ　儚き　蒼き日々を

(たびだつそらにであいとわかれせいしゅんのひびすべてをえがき)

旅立つ空に　出会いと別れ 青春の日々　すべてを描き

(いつかたがいにおおきなはなを)

いつか互いに大きな花を

(きれいなはなをさかすときめた)

綺麗な花を咲かすと決めた

(かわらぬそらにきみをうつして)

変わらぬ空に君を映して

(うまくとべたらたかくとべたら)

上手く飛べたら高く飛べたら

(つばさひろげてあきかぜこえてゆめをてにして)

ツバサ広げて　秋風越えて　夢を手にして

(あえたならともにわらおう)

会えたなら共に笑おう