クリープハイプ　歌詞集Ⅰ

(もっとほんとうのことをいえばまいにちはきみがいるということいがいのすべて)

もっと本当の事を言えば毎日は君が居るという事以外の全て

(あっでももうあきらめたからべつにきにしないでねって)

あっでももう諦めたから別に気にしないでねって

(これまるでさがさないでってかいたてがみじゃん)

これまるで探さないでって書いた手紙じゃん

(あっでももうあきらめたからべつにきにしないでねって)

あっでももう諦めたから別に気にしないでねって

(それまるでじょうげかんあるほんのじょうだけだ)

それまるで上下巻ある本の上だけだ

(だいじなのはめっせーじよりぱっけーじでもうぜんぶいやになった)

大事なのはメッセージよりパッケージでもう全部嫌になった

(おつきさまにつばをはいたかおにかかるあたりまえか)

お月様に唾を吐いた顔にかかる当たり前か

(なにかいおうとしてとりあえずはすいこんだんだけど)

何か言おうとしてとりあえずは吸い込んだんだけど

(ことばはでなくてはあためいきになる)

言葉は出なくてはあため息になる

(ひとりぶんのさんそのむだいいことなしなけてくるぜ)

一人分の酸素のムダ良いことなし泣けてくるぜ

(きみのかみのにおいはかみのにおいでいつもさみしくなる)

君の髪の匂いは紙の匂いでいつも寂しくなる

(しゅうかんになるしゅうかん)

習慣になる週刊

(みぎてにはひだりてをひだりてにはみぎてをぽけっとのなかにはちいさなあいを)

右手には左手を左手には右手をポケットの中には小さな愛を

(はらがへったよなにかつくってよてづくりぎょうざがいいな)

腹が減ったよ何か作ってよ手作り餃子が良いな

(いろんないみでやさしくつつんでくれますか)

色んな意味で優しく包んでくれますか？

(ひるどらにもならないれんあいぶらさげて)

昼ドラにもならない恋愛ぶらさげて

(かさぶたのなかにはねあのころのきずがねむってる)

瘡蓋の中にはねあの頃の傷が眠ってる

(わかくはないけどおかねはあるからはやりのせんたんをおってよ)

若くはないけどお金はあるから流行りの先端を追ってよ

(いたくもないからかゆくもないからむかしのおとこをおってよ)

痛くもないから痒くもないから昔の男を追ってよ

(だきしめてからきすをして)

抱き締めてからキスをして

(ふくをぬがせるまでのじかんかけるあやまってからかぎしめた)

服を脱がせるまでの時間×謝って～鍵閉めた

(こうかいのたかさわるに)

後悔の高さ÷２

(あいたいなあいたいなあいたいなのぎゃくのきもちのまぎゃくのきもち)

会いたいな会いたいな会いたいなの逆の気持ちの真逆の気持ち

(てきやのおんなにさそわれてやぐらのしたにもぐりこんだ)

的屋の女に誘われて櫓の下に潜り込んだ

(てきやのおんなにさそわれてまたぐらのしたにもぐりこんだ)

的屋の女に誘われて股座の下に潜り込んだ

(こうしてばかみたいにはいしゃで)

こうしてバカみたいに歯医者で

(こうしてかばみたいにはいしゃで)

こうしてカバみたいに歯医者で

(あおくもえるわくせいのこいびとひだりてのくすりゆびとみらいのはなし)

蒼く燃える惑星の恋人左手の薬指と未来の話

(ひとことでいえばひとことでいえない)

一言で言えば「一言で言えない」

(しょうじきにいえばしょうじきにいえない)

正直に言えば「正直に言えない」

(じゃまになってすてたあとでひつようになるかさみたい)

邪魔になって捨てた後で必要になる傘みたい

(よかったらまたここにあそびにきてね)

良かったらまたここに遊びにきてね

(よかったらまたここにあそびにきてね)

良かったら股ここに遊びにきてね

(まくらじゃなくてまっくらだなとかつぶやいてみる)

枕じゃなくて真っ暗だなとか呟いてみる

(ぼくのよろこびのはちわりいじょうは)

僕の喜びの８割以上は

(ぼくのかなしみのはちわりいじょうは)

僕の悲しみの８割以上は

(ぼくのくるしみのはちわりいじょうは)

僕の苦しみの８割以上は

(やっぱりあなたでできてた)

やっぱりあなたで出来てた