見返り美人 MEIKO
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歌詞(問題文)
(あなたのそのうではだれをだくためのもの)
あなたのその腕は 誰を抱くためのもの
(あたしのこのうではそのうでをだくだけじゃない)
あたしのこの腕は その腕を抱くだけじゃない
(どろみずをすするというけど)
泥水をすすると言うけど
(みずはすべてかれはてた)
水はすべて枯れ果てた
(あたしのからだにのこったものは)
あたしの体に残ったものは
(ぬののはがれたよくだけだった)
布のはがれた欲だけだった
(さわってもっとあいして)
触って もっと愛して
(あなたにかえしてあげる)
あなたに返してあげる
(めでてくれたぶんだけやさしくなでてあげる)
愛でてくれた分だけ 優しく撫でてあげる
(あなたにもとめるみかえり)
あなたに求める見返り
(せめてかみをおいていって)
せめて紙を置いていって
(じゅうにでちちをなくしじゅうごでははをなくし)
十二で父をなくし 十五で母をなくし
(じゅうはちでおんなをなくしそのつぎにそらをなくした)
十八で女を亡くし その次に空をなくした
(かしたものはかえってこない)
貸したものは返ってこない
(かりたものはとらのいとねこ)
借りたものは虎の威と猫
(たまにはやくにたつけど)
たまには役に立つけど
(ほんとうにかりたいのは...ねぇ?)
本当に借りたいのは...ねぇ?
(さわってもっとさぐって)
触って もっと探って
(あなたにかいまみせてあげる)
あなたに垣間見せてあげる
(かりたむねはたしかにひろくあたたかかった)
借りた胸は確かに 広く暖かかった
(あなたにもとめるみかえり)
あなたに求める見返り
(せめててをはなさないで)
せめて手を離さないで
(よごとはなれきえるおんな)
夜毎離れ消える女
(あすのねどこはさて、いずこ)
明日の寝床はさて、いずこ
(ふとふりかえったろじうらに)
ふと振り返った路地裏に
(やさしさがたっていた)
優しさが立っていた
(さわってねぇさわって)
触って ねぇ触って
(あたしはここ、たしかにいる)
あたしはここ、確かにいる
(あいしてくれなくていい)
愛してくれなくていい
(やさしくなめまわしてあげる)
優しく舐め回してあげる
(あなたにもとめるみかえり)
あなたに求める見返り
(ねむるときひとりにしないで)
眠る時ひとりにしないで