夢で逢いましょう

(かなしみのなみだなんてどこからくるの)

悲しみの涙なんて どこから来るの

(たわいないきみのことばにひとばんじゅうねむれない)

他愛ない君の言葉に 一晩中眠れない

(はぐれたまいごがやっとあえたようなふたり)

逸れた迷子がやっと会えたような二人

(ともだちごっこはもうおわりだれよりそばにいたのに)

友達ごっこはもう終わり 誰より側にいたのに

(おもちゃみたいなけしきばかりね)

おもちゃみたいな 景色ばかりね

(ほしはおおきくゆれてまちはないています)

星は大きく揺れて 街は泣いています

(ゆめでゆめでゆめであいましょう)

夢で 夢で 夢で逢いましょう

(すきになったのはいつから)

好きになったのはいつから？

(ゆびのすきまからもれるのはかなしみのつきあかり)

指の隙間から漏れるのは 悲しみの月灯り

(ゆめでゆめでゆめであいましょう)

夢で 夢で 夢で逢いましょう

(うれいのはなをつみました)

憂の花を摘みました

(きずつくことでまもれていたなら)

傷つくことで守れていたなら

(わたししあわせです)

私、幸せです

(きがすむまでとなりでなきさけべばいいさ)

「気が済むまで隣で泣き叫べばいいさ」

(かわすことばにはいつだってひそかにあいがくらしていた)

交わす言葉にはいつだって 密かに愛が暮らしていた

(あのころかるいきもちでえがいたらくがきが)

あの頃軽い気持ちで 描いた落書きが

(わたしのむねをおもくふかくつきさしているのです)

私の胸を重く深く 突き刺しているのです

(たんじゅんなこいにおちたい)

単純な恋に落ちたい

(うみにしずむゆうひをつりあげることができたら)

海に沈む夕陽を 釣り上げることができたら

(ゆめでゆめでゆめであいましょう)

夢で 夢で 夢で逢いましょう

(あのひをこうかいしてる)

あの日を後悔してる

(ひるのそらにうかぶつきのようにうつくしくいきたいわ)

昼の空に浮かぶ月のように 美しく生きたいわ

(ゆめでゆめでゆめであいましょう)

夢で 夢で 夢で逢いましょう

(きめつけはひとをよわくする)

決めつけは人を弱くする

(あなたがこらえてるなみだにあのこがみとれてる)

あなたが堪えてる涙に あの子が見惚れてる

(とおりあめがおいていったみずたまりにうつる)

通り雨が置いていった 水溜まりにうつる

(せつないこころもようわたしはこれをうけいれます)

切ない心模様 私はこれを受け入れます

(ゆめでゆめでゆめであいましょう)

夢で 夢で 夢で逢いましょう

(すきになったのはいつから)

好きになったのはいつから？

(ゆびのすきまからもれるのはかなしみのつきあかり)

指の隙間から漏れるのは 悲しみの月灯り

(ゆめでゆめでゆめであいましょう)

夢で 夢で 夢で逢いましょう

(うれいのはなをつみました)

憂の花を摘みました

(きずつくことでまもれていたなら)

傷つくことで守れていたなら

(わたししあわせです)

私、幸せです