さよならバイバイ、またいつか/n-buna

(はろーばいばいまってじゃあね)

ハロー　バイバイ　待って　じゃあね

(ってこのまちがくれてゆく)

ってこの街が暮れてゆく

(そっとうつむいたかえりのみち)

そっと俯いた　帰りの道

(なきむしなきみのこえがずっと)

泣き虫な君の声が　ずっと

(ふりかえってくゆうぐれざか)

振り返ってく　夕暮れ坂

(あかにそまるまちなみのいろは)

赤に染まる町並みの色は

(かさなりかぶってくきみのかいた)

重なり被ってく　君の描いた

(ぼくらのこころのかたちだっけ)

僕らの心の形　だっけ

(なきやんだあとにみえた)

泣き止んだ　後に見えた

(ゆうやけぞらのなかに)

夕焼け空の中に

(ぜんぶかくしてしまおうよ)

全部隠してしまおうよ

(もういないいないぼくのこえをつないでくろくびょうかん)

もう　いない　いない　僕の声を　繋いでく六秒間

(きみのきみのきみのきみのこころをさけてとおるんだ)

君の　君の　君の　君の心を避けて通るんだ

(そうただただうたのなかにことばをかくしたんだ)

そう　ただ　ただ　唄の中に言葉を隠したんだ

(ここにいまもひとり)

ここに　今も　一人

(なみだのなかでぼくはぼくはぼくはぼくは)

涙の中で　僕は　僕は　僕は　僕は

(はろーぐっばいじゃあねばいばい)

ハロー　ぐっばい　じゃあね　バイバイ

(もうじきよるがくるから)

もうじき夜がくるから

(ことばのうらうらうらのきもち)

言葉の裏　裏　裏の気持ち

(きみにつたわるのかもねじゃあね)

君に伝わるのかもね　じゃあね

(これがさいごのさいごなんだ)

これが最後の最後なんだ

(おわかれのことばおえつのなみだ)

お別れの言葉　嗚咽の涙

(こらえたかおでなかないでばいばい)

堪えた顔で泣かないで　バイバイ

(ほんとのさようならとかじゃないさ)

ほんとのさようならとかじゃ　ないさ

(うそをついたぼくのかげに)

嘘をついた　僕の影に

(あさやけいつのまにか)

朝焼け　いつのまにか

(ことばもかれてしまったのかな)

言葉も枯れてしまったのかな

(いつかのそらそらそらのあかはぼくらをつつみこんで)

いつかの　空　空　空の赤は　僕らを包み込んで

(ふわりふわりふわりきみのかげすらきえてくれないよ)

ふわりふわりふわり　君の影すら消えてくれないよ

(そうさねぇまたまたまたきみにはこころをかくしたんだ)

そうさ　ねぇ　また　また　また君には心を隠したんだ

(ここにぼくはあのひのきみのことばをずっとずっと)

ここに僕は　あの日の君の言葉を　ずっと　ずっと

(なんねんかんまったんだいきみにもうあえないような)

何年間待ったんだい　君にもう会えないような

(いつからかゆがんじゃったあのひのゆうやけいろだって)

いつからか歪んじゃった　あの日の夕焼け色だって

(ねぇなんてうたったってほんとうはきづいていたんだって)

ねぇ　なんて歌ったって　本当は気づいていたんだって

(そこには)

そこには

(きみはもういないいないいないままでつないでくろくびょうかん)

君は　もう　いない　いない　いないままで　繋いでく六秒間

(ぼくはぼくはぼくはぼくのこころにうそをついたんだ)

僕は　僕は　僕は　僕の心に嘘をついたんだ

(そうさねぇただただうたのなかにことばをかくしたんだ)

そうさ　ねぇ　ただ　ただ　唄の中に　言葉を隠したんだ

(ここにいまもひとりなみだのなかでずっとずっと)

ここに　今も　一人　涙の中で　ずっと　ずっと

(いつかのそらそらそらのあかはぼくらをつつみこんで)

いつかの　空　空　空の赤は　僕らを包み込んで

(ゆらりゆらりゆらりきみのかげすらきえてくれないよ)

ゆらりゆらりゆらり　君の影すら消えてくれないよ

(そうさねぇまたまたまたぼくらはこころをかくしたんだ)

そうさ　ねぇ　また　また　また僕らは　心を隠したんだ

(ずっとここにひとりえがおをみせた)

ずっと　ここに　一人　笑顔を見せた

(ぼくはきみをなんて)

僕は　君を　なんて

(じゃあね)

じゃあね