because

(ｂｅｃａｕｓｅあのひのきみがいういこ)

because… あの日の君が言う「行こ」

(ｂｅｃａｕｓｅ)

because…

(てをにぎってわらった)

手を握って笑った

(あのひきがついた)

あの日気がついた

(おぼろげなふりも)

朧げなフリも

(ｂｅｃａｕｓｅ)

because…

(かきかけてはまたはくしにもどした)

書きかけてはまた白紙に戻した

(わらってみるけどかがみにきえていく)

笑ってみるけど鏡に消えていく

(くだらないひびのなかにさがしつづけたりゆう)

くだらない日々の中に探し続けた理由

(ぼくはしってるのかも)

僕は知ってるのかも

(でもきみはしってるのかな)

でも、君は知ってるのかな？

(くれるまちなみはぼやけてとけていく)

暮れる街並みは　ぼやけて溶けていく

(つきはきれいかな)

月は綺麗かな。

(いつもいつでもずっととなりにいるから)

いつもいつでもずっと隣にいるから

(にじむひとみもそのこえも)

滲む瞳もその声も

(どんなよるもこえていけるよ)

どんな夜も越えて行けるよ

(ｂｅｃａｕｓｅ)

because…

(きみがいまここにいてうなずいてくれた)

君が今ここにいて頷いてくれた

(ちょっとめをそらしわらう)

ちょっと目を逸らし微笑(わら)う

(それだけでもうふみだせるから)

それだけでもう踏み出せるから

(てをにぎってわらった)

手を握って笑った

(あのひきがついた)

あの日気がついた

(おぼろげなふりもｂｅｃａｕｓｅ)

朧げなフリも…　because…

(つづることばなんてうまくもないけど)

綴る言葉なんて上手くもないけど

(なによりきみなんだｂｅｃａｕｓｅ)

何より君なんだ　because…

(なにもないのによくつまずいてるでしょ)

何もないのによく躓いてるでしょ

(まえがみはいつもきりすぎたっていうし)

前髪はいつも切りすぎたって言うし

(だれかのことばかりでじぶんあとまわしなの)

誰かのことばかりで自分後回しなの

(ぼくがしるきみは)

僕が知る君は

(だからほっておけないんだよ)

だから放っておけないんだよ

(あけがたのまちははかなげにそまる)

明け方の街は　儚げに染まる

(このままはれたら)

このまま晴れたら。

(いつかなんじゅうねんごうまれかわっても)

いつか何十年後生まれ変わっても

(きみをみつけてだきしめる)

君を見つけて抱きしめる

(こんなせりふてれくさいけど)

こんなセリフ照れくさいけど

(ｂｅｃａｕｓｅ)

because…

(きみはこのさきずっとそのままでいいんだ)

君はこの先ずっとそのままでいいんだ

(それだけはわかってよ)

それだけはわかってよ

(ぼくはそんなきみをおもってる)

僕はそんな君を想ってる

(きづけないままきづかないまま)

気づけないまま気づかないまま

(ごまかすのになれて)

誤魔化すのに慣れて

(りゆうなんてさがすほどもうわかりきってるのに)

理由なんて探すほどもうわかりきってるのに

(こどうにうそついてみつめているそのよこがお)

鼓動に嘘ついて見つめている　その横顔

(いつもいつでもずっととなりにいてほしい)

いつもいつでもずっと隣にいてほしい

(にじむひとみはぬぐうから)

滲む瞳は拭うから

(どんなよるもこのてつなぐよいこ)

どんな夜もこの手繋ぐよ、行こ

(きみがきみらしくいてうなずいてくれる)

君が君らしくいて頷いてくれる

(そっとめをみつめわらう)

そっと目を見つめ微笑(わら)う

(それだけでもうふみだしてる)

それだけでもう踏み出してる

(てをにぎってわらった)

手を握って笑った

(あのひとおなじだ)

あの日と同じだ

(おぼろげでもいいｂｅｃａｕｓｅ)

朧げでもいい　because…

(つづることばなんてうまくもないけど)

綴る言葉なんて上手くもないけど

(きみこそりゆうだよｂｅｃａｕｓｅ)

君こそ理由だよ　because…