鎖の少女

(もうなにもかもいやになるまえに)

もう何もかも嫌になる前に

(ほんとのあいをくださ)

ホントノ愛ヲクダサ・・・

(きょうはすこしさがったやぶりすてたいてすと)

今日は少し下がった　破り捨てたい 評価 (テスト)

(きたいをこえられずきずがふえてく)

期待を超えられず　傷が増えてく

(ふりむけばすててきたともだちとかゆめとか)

振り向けば捨ててきた　友達とか夢とか

(じゆうをうばわれていきるどうして)

自由を奪われて生きるどうして・・・？

(こころをくさりでしばられたあやつりにんぎょう)

ココロを鎖で縛られた　あやつり人形

(わたしはあなたのじゅえる)

わたしはアナタの 装飾品 (ジュエル)

(もっとかがやけりくるけりくるけ)

もっと輝ケリクルケリクルケ

(だれのためにいきているのでしょうか)

誰ノ為ニ生きているのでしょうか

(じぶんといえないままで)

”ジブン”と言えないままで

(もうなにもかもいやになるまえに)

もう何もかも嫌になる前に

(ほんとのあいをください)

ホントノ愛ヲクダサイ

(きぼうとかゆびさきですなにかいてもきえる)

希望とか指先で　砂に書いても消える

(えがおのこどもたちとおくにみえた)

笑顔の子供たち　遠くに見えた

(あゆむべきみちをきめられたそくばくにんぎょう)

歩むべき 人生 (みち)を決められた　束縛人形

(あなたはわたしのあくま)

アナタはわたしの 操り師 (アクマ)

(ずっとみえないいとでうごかすの)

ずっと見えない 鎖 (いと)で動かすの

(こんなつくられたものがたりならば)

こんな作られた物語ならば

(すべてをぬりつぶしたい)

全てを塗りつぶしたい

(よなかにぬけだすことみたいに)

夜中に抜け出す事みたいに

(さからうゆうきがほしい)

逆らう勇気が欲しい

(まちいくひとのかげおいかけとどまるかけらひとり)

街行く人の影追いかけ　留まるカケラ一人

(このからだいしのないままにいきてきた)

このカラダ 意思の無いままに生きてきた

(うそだらけのことばでまどわすのはもうやめて)

嘘だらけの言葉で　惑わすのはもうやめて

(あなたのいいなりなんかもうやめる)

あなたの言いなりなんか　もうやめる

(わたしのこのこころはおかねじゃきっとかえない)

わたしのこのココロは　お金じゃきっと買えない

(せかいでひとつだけのたいせつなもの)

世界で一つだけの・・・大切なモノ

(だれのためにいきているのでしょうか)

誰のために生きているのでしょうか

(こたえはめのまえにある)

コタエは目の前にある

(わたしのみらいをうばうなんて)

わたしの未来を奪うなんて

(そんなのゆるさないから)

そんなの許さないから

(もうなにもかもいやになるまえに)

もう何もかも嫌になる前に

(くさりのかぎをほどいて)

鎖の鍵を解いて