ディカディズム
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歌詞(問題文)
(ぼくらさんかっけいでなりたった)
僕ら三角形で成り立った
(たちいちすがたぜんぶいつわった)
立ち位置姿全部偽った
(けどほんとうはぜんぶはっぴーだった)
けど本当は全部ハッピーだった
(せいしゅんげきでありました)
青春劇でありました
(むずがゆいしょうどうをのみこんだ)
むず痒い衝動を飲み込んだ
(えんどろーるはきみでみたしたい)
エンドロールは君で満たしたい
(せいしんてきになった)
精神的になった
(すきまだらけのきゃくせきについた)
すきまだらけの客席に着いた
(むしょうのあいは1500えんだった)
無償の愛は1500円だった
(みみもとがざらついた)
耳元がざらついた
(いつもよりもふかくよくねむった)
いつもよりも深くよく眠った
(もうあかるくなっておわりだった)
もう明るくなって終わりだった
(ほんとうはいいたいことなんてないさ)
本当は言いたいことなんて無いさ
(うそのこどくだってわかってたって)
嘘の孤独だって分かってたって
(わすれることにきづかないきづけない)
忘れることに気づかない 気づけない
(しびれたしたがのどをふさいだ)
痺れた舌が喉を塞いだ
(こきゅうもこえもはきだせない)
呼吸も声も吐き出せない
(ぼくたちはきょうしんだもうしんだひとつのねつだ)
僕たちは狂信だ 盲信だ 一つの熱だ
(さわりたいこころはぎんまくがへだてた)
触りたい心は銀幕が隔てた
(あわだったそうぞうがたいないでひえてかたまった)
泡立った想像が体内で冷えて固まった
(どこにもひびかないつまらなさで)
どこにも響かないつまらなさで
(たちあがっていた)
立ち上がっていた
(むしんけいがはだによくささった)
無神経が肌によく刺さった
(なにかかんじていたいかたがたへ)
何か感じていたい方々へ
(いみありげなぽーずをかたちとったんだ)
意味有りげなポーズを形取ったんだ
(きょうかんせいをあてがった)
共感性をあてがった
(あいまいなじぇすちゃーでのりきった)
曖昧なジェスチャーで乗り切った
(けどほんとうはぜんぶきいてないや)
けど本当は全部聞いてないや
(こんなひびよくないなんてわかってる)
こんな日々良くないなんて分かってる
(わかってるままでこたえていたのに)
分かってるままで堪えていたのに
(にげだすなんてゆるせないゆるしたい)
逃げ出すなんて許せない 許したい
(いびつなこえがのうをとかした)
歪な声が脳を溶かした
(あるけもたちあがれもしない)
歩けも立ち上がれもしない
(ぼくたちはぐうぞうだもうそうだうぞうむぞうだ)
僕たちは偶像だ 妄想だ 有象無象だ
(しりょのないことばでうごけなくなった)
思慮のない言葉で動けなくなった
(いらだったゆうれいがとうめいにすけてきえていった)
苛立った幽霊が透明に透けて消えていった
(めちゃくちゃなあいをかんじとってうそだけれど)
めちゃくちゃな愛を感じ取って 嘘だけれど
(そとがわにまくれたかんかくはもうきりはなしてよ)
外側に捲れた感覚はもう切り離してよ
(ふりまわされぬよう)
振り回されぬ様
(ぼくらはいまここでねたばらしのふだを)
僕らは今ここでねたばらしの札を
(まっているんだ)
待っているんだ
(あしたもねむるために)
明日も眠るために
(ぼくたちはきょうしんだもうしんだ)
僕たちは狂信だ 盲信だ
(ひとつのねつだ)
一つの熱だ
(さわりたいこころはぎんまくがへだてた)
触りたい心は銀幕が隔てた
(ぼくたちのそうぞうやしゅうねんはきえてなくなった)
僕達の想像や執念は消えて無くなった
(だれかのかてにもなりえないままに)
誰かの糧にもなり得ないままに
(あんしんをくらってもくらっても)
安心を食らっても 食らっても
(みたされないなら)
満たされないなら
(すすまないせかいをみとめないで)
進まない世界を認めないで
(うまれないいぶきをつぶさないで)
生まれない息吹を潰さないで
(こえをだして)
声を出して