今週のタイピング練習362-短文

(さいごはさくらのきのしたでおわかれ。)

最後は桜の木の下でお別れ。

(なみだとえがおがこうさするこうもんまえ。)

涙と笑顔が交差する校門前。

(せんせい、おせわになりました！)

先生、お世話になりました！

(ねぇ、いっしょにしゃしんとろうよ！)

ねぇ、一緒に写真撮ろうよ！

(だれかだいにぼたんをもらってくれ！)

誰か第二ボタンを貰ってくれ！

(うちあげのからおけでだいねっしょう。)

打ち上げのカラオケで大熱唱。

(さいごのげこう、ちょっとさびしいな。)

最後の下校、ちょっと寂しいな。

(あ、ざいこうせいなのにたっちゃった。)

あ、在校生なのに立っちゃった。

(こくばんにかいた”ありがとう”のもじ。)

黒板に書いた"ありがとう"の文字。

(せんせいからのおくることばになみだぐむ。)

先生からの贈る言葉に涙ぐむ。

(いつものつうがくろもとくべつにかんじた。)

いつもの通学路も特別に感じた。

(”またあおう”とかかれたよせがき。)

"また会おう"と書かれた寄せ書き。

(いつもよりさびしい、からっぽのきょうしつ。)

いつもより寂しい、空っぽの教室。

(おもいでのつまったきょうしつにさようなら。)

思い出の詰まった教室にさようなら。

(もうきることはないせいふくをかべにかける。)

もう着ることはない制服を壁にかける。

(あるばむをめくるたびによみがえるあのひび。)

アルバムをめくるたびに蘇るあの日々。

(びじゅつぶいんがほんきでかいたこくばんあーと。)

美術部員が本気で書いた黒板アート。

(このせいふくもむかしはぶかぶかだったのになぁ。)

この制服も昔はブカブカだったのになぁ。

(こうちょうせんせいのながばなしもこれでさいごか。)

校長先生の長話もこれで最後か。

(そつぎょうせい、きりつ！たいいくかんにひびくこえ。)

卒業生、起立！体育館に響く声。