捨てられていたメモ
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問題文
(すてられていためも)
捨てられていたメモ
(きょう、すぺんさーきょうによばれて、)
今日、スペンサー卿に呼ばれて、
(「あるもの」をだれにもわからないところにかくせといわれた。)
「あるもの」を誰にもわからない所に隠せといわれた。
(いろいろかんがえたけっか、ぼくはあるあいであをおもいついた。)
色々考えた結果、僕はあるアイデアを思いついた。
(それは、あのきょうぼうなかいいぬにまもらせればどうだろうか？ということだ。)
それは、あの凶暴な飼い犬に守らせればどうだろうか？ということだ。
(あのいぬはいつもおきにいりのだいしょくどう２かいのにしてらすにいるし、)
あの犬はいつもお気に入りの大食堂２階の西テラスにいるし、
(あそこできみのもついぬぶえをつかえば、いつでもよびだせるじゃないか。)
あそこで君の持つ犬笛を使えば、いつでも呼び出せるじゃないか。
(そこできみにおねがいがある。あのいぬはきみにだけはなついている。)
そこで君にお願いがある。あの犬は君にだけはなついている。
(どうかきみのてであのいぬに、このくびわをつけてはもらえないだろうか？)
どうか君の手であの犬に、この首輪をつけてはもらえないだろうか？
(このくびわには、すぺんさーきょうからわたされた「あるもの」がかくしてある。)
この首輪には、スペンサー卿から渡された「あるもの」が隠してある。
(きみはしんようできるやつだから、きみにたのみたい。)
君は信用できる奴だから、君に頼みたい。
(このおれいはかならずさせてもらう。きみがまえにほしがっていたれいのものが、)
このお礼は必ずさせてもらう。君が前に欲しがっていた例のものが、
(つてでてにはいりそうなんだ。それでどうだろうか？)
ツテで手に入りそうなんだ。それでどうだろうか？
(すまないが、よろしくたのむ。)
すまないが、よろしく頼む。
(じょんとーるまん)
ジョン・トールマン