クレセントムーン

(だれかさまがいったとおりのせいかいだけふりかざしては)

誰か様が言った通りの正解だけ振り翳しては

(ひとをねぶみしてまたくらべあってる)

人を値踏みしてまた比べ合ってる

(あれとこれがなってないとかそんなんじゃだめとかなんとか)

あれとこれがなってないとかそんなんじゃダメとかなんとか

(よくあきもしないで)

よく飽きもしないで

(つきなみのきょうじゃぬきかえせないよ、きょうそうは)

月並みの今日じゃ抜き返せないよ、競争は

(なにをしたってだきょうなようなきがしてただいやになる)

何をしたって妥協なような気がしてただ嫌になる

(どうか、おどらされないでまぁ、いいかっておもえるのはよわさじゃないから)

どうか、踊らされないで「まぁ、いいか」って思えるのは弱さじゃないから

(うけいれることでひとはかがやきだすのさ)

受け入れることで人は輝き出すのさ

(くれせんとむーんかけてるくらいがいいぜ)

クレセントムーン　欠けてるくらいがいいぜ

(こっからみたしていこうぜ)

こっから満たしていこうぜ

(よるのしかいをうめつくすくらいに)

夜の視界を埋め尽くすくらいに

(むーんらいとがてらしたようなふかんぜんなあかりのほうが)

ムーンライトが照らしたような　不完全な明かりの方が

(かんぺきより、あなたらしくてきれいだ)

完璧より、あなたらしくて綺麗だ

(すれちがいやかんちがいもゆるされないきょうふかんで)

すれ違いや勘違いも許されない恐怖感で

(こころにもけしょうしてほんねをかくしてる)

心にも化粧して本音を隠してる

(いつかはこうなってたいとかすきということばでさえも)

いつかはこうなってたいとか「好き」という言葉でさえも

(うぬぼれてるようで)

自惚れてるようで

(このままりそうはりそうのままきえてしまって)

このまま理想は理想のまま消えてしまって

(いまさらてをのばしてまってっていったってむなしさがふえるだけ)

今さら手を伸ばして「待って」って言ったって虚しさが増えるだけ

(どうか、すでにもってるものにきづいてじぶんではかけてるようにおもえても)

どうか、すでに持ってるものに気づいて　自分では欠けてるように思えても

(それがあなたをてらすいんりょくになるから)

それがあなたを照らす引力になるから

(くれせんとむーんかけてるくらいがいいぜ)

クレセントムーン　欠けてるくらいがいいぜ

(こっからみたしていこうぜ)

こっから満たしていこうぜ

(よるのしかいをうめつくすくらいに)

夜の視界を埋め尽くすくらいに

(むーんらいとがてらしたようなやさしいあいじょうでもっと)

ムーンライトが照らしたような優しい愛情でもっと

(じぶんにこいして)

自分に恋して

(もっとあいして)

もっと愛して

(くれせんとむーんたりないくらいがいいぜ)

クレセントムーン　足りないくらいがいいぜ

(どこまでもみたしていこうぜ)

どこまでも満たしていこうぜ

(ゆめでみらいをうめつくすくらいに)

夢で未来を埋め尽くすくらいに

(むーんらいとはきえたりしないぜ)

ムーンライトは消えたりしないぜ

(どんなくらいよるだろうと)

どんなくらい夜だろうと

(あんしんしてあなたはすでにきれいだ)

安心して　あなたはすでに綺麗だ