魔導物語の世界の始まり
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問題文
(それははてしないゆうきゅうのいんがりつ)
それは 果てしない悠久の因果律
(「ひとなるもの」のせいめいのしゃくどではおしはかることすらできぬほどの)
「人なるもの」の生命の尺度では 推しはかることすらできぬほどの
(それこそきがとおくなるほどにはてしないゆうきゅうのいんがりつ)
それこそ 気が遠くなるほどに 果てしない悠久の因果律……
(かつて「おおいなるもの」はてんとちをわけたのち)
かつて「大いなるもの」は 天と地を分けた後(のち)
(まず「ひとなるもの」にせいめいをあたえた)
先ず「人なるもの」に生命を与えた
(「ひとなるもの」はすぐにみずからのあしであるくことをしりぶんめいをきずきあげる)
「人なるもの」は すぐに自らの足で歩くことを知り 文明を築きあげる
(やがて「おおいなるもの」のてをはなれそのえいがをほこるまで)
やがて「大いなるもの」の手を離れ その栄華を誇るまで
(さほどのときはひつようとせず)
さほどの時は必要とせず……
(いつしか「ひとなるもの」は)
いつしか「人なるもの」は
(「おおいなるもの」のりょういきにまでもふみこんでしまい)
「大いなるもの」の領域にまでも 踏み込んでしまい
(かのそんざいのいかりにふれ)
彼(か)の存在の怒りに触れ……
(そして)
そしてー
(すべての「ひとなるもの」はほろぼされた)
すべての「人なるもの」は 滅ぼされた
(つぎに「おおいなるもの」は「ひとなるもの」とともに)
次に「大いなるもの」は 「人なるもの」とともに
(ひとならざるふたつのそんざいをうみだした)
人為らざるふたつの存在を生み出した
(ひとつは「ひとなるもの」をひごする「せいなるもの」)
ひとつは「人なるもの」を庇護する「聖なるもの」
(ひとつは「ひとなるもの」をかいめつにみちびく「よこしまなるもの」)
ひとつは「人なるもの」を壊滅に導く「邪なるもの」
(ひとならざるふたつのそんざいはときにはひかりとなりときにはかげとなり)
人為らざるふたつの存在は 時には光となり 時には影となり
(「ひとなるもの」をみちびいてゆく)
「人なるもの」を 導いてゆく……
(「おおいなるもの」のいしにより)
「大いなるもの」の意志により
(「ひとなるもの」をおごりたかぶらせないために)
「人なるもの」を奢り高ぶらせないために
(「ひとなるもの」のりんねをさだめるために)
「人なるもの」の輪廻を定めるために
(「せいなるもの」と「よこしまなるもの」はたがいになにもしらされず)
「聖なるもの」と「邪なるもの」は 互いに何も知らされず
(ただあらそいつづける)
ただ 争い続ける……
(あるときは「せいなるもの」がとうちをはたし)
あるときは「聖なるもの」が統治を果たし
(またあるときは「よこしまなるもの」がじゅうりんをはたすも)
また あるときは「邪なるもの」が蹂躙を果たすも……
(すべては「おおいなるもの」のいんがりつのもとに)
すべては「大いなるもの」の 因果律のもとに……
(そしてまたいくおくまんのせかいのひとつとしてそんざいするこのせかいでも)
そしてまた 幾億万の世界のひとつとして存在するこの世界でも
(かつて「せいなるもの」と「よこしまなるもの」とのはげしいたたかいがあった)
かつて「聖なるもの」と「邪なるもの」との 激しい戦いがあった
(そのてんちをゆるがすほどのたたかいによってせかいははかいしつくされ)
その天地を揺るがすほどの戦いによって 世界は破壊しつくされ
(また「ひとなるもの」のそんざいもかんぜんにしょうめつするかにおもわれたが)
また「人なるもの」の存在も 完全に消滅するかに思われたが……
(ひとりのまどうしのいのちとひきかえに)
ひとりの魔導師の 命と引き換えに
(せかいは「ひとなるもの」「せいなるもの」「よこしまなるもの」)
世界は「人なるもの」「聖なるもの」「邪なるもの」
(そのすべてがゆうごうしたきわめてふあんていなせかい)
そのすべてが融合した 極めて不安定な世界
(「まどうせかい」としてそんざいすることとなる)
「魔導世界」として 存在することとなる
(つきひはながれ)
月日は流れ……
(この「まどうせかい」のうんめいのはぐるまは)
この「魔導世界」の 運命の歯車は
(あるひとりのしょうじょをちゅうしんとして)
あるひとりの少女を中心として
(しずかにそしてゆっくりとまわりはじめる)
静かに そしてゆっくりと廻りはじめる
(これからつづるものがたりは「おおいなるもの」がつむぐいんがりつのくさりをたちきり)
これから綴る物語は 「大いなるもの」が紡ぐ因果律の鎖を断ち切り
(かのそんざいにたいこうできるゆいいつむにのしょうじょ)
彼(か)の存在に対抗できる 唯一無二の少女
(「あるる・なじゃ」のあまたのものがたりのひとつである)
「アルル・ナジャ」の 数多の物語のひとつである……