さよなら様のおかげ

(かたづいたへやにおいた)

片付いた部屋においた

(おわりのないしょうせつの)

終わりのない小説の

(いっせつをきみといまよみかえしたい)

一節を君と いま読み返したい

(さよならさまのおかげ)

”さよなら様のおかげ

(おれたちはまたであえる)

俺たちはまた出会える”

(とびらがしまるのはとびらをあけたから)

”扉が閉まるのは 扉を開けたから”

(ほらみてあさやけがひろがる)

ほら みて 朝焼けが広がる

(こころのじゅんびはもうできてる)

心の準備はもうできてる

(いこうわんだーならんど)

いこう ワンダーなランド

(めをとじればゆーとぴあ)

目を閉じれば ユートピア

(すてきれないこうきしんが)

捨てきれない好奇心が

(けつだんをくだした)

決断を下した

(わんだーなあい)

ワンダーな愛

(りょうてにかかえたままおれはあるいてく)

両手に抱えたまま 俺は歩いてく

(きみとともにつづりあうものがたりの)

君と共に綴りあう物語の

(さよならなんてたかがいちぺーじさ)

サヨナラなんてたかが１ページさ

(おんなじにんげんだから)

おんなじ人間だから

(うきしずみはとうぜんさ)

浮き沈みは当然さ

(ぱれーどがおわれば)

パレードが終われば

(さみしさがおそう)

寂しさが襲う

(あせってもしょうがないと)

焦ってもしょうがないと

(かがみのまえでほほをつねれば)

鏡の前で頰をつねれば

(かぜとともにつぎのしょうがはじまる)

風と共に 次の章が始まる

(ほらみてゆうやけがおちるよ)

ほらみて 夕焼けが落ちるよ

(しめっぽいことばはにあわない)

湿っぽい 言葉は似合わない

(ちがうよねばーならんど)

違うよ ネバーなランド

(げんじつこそふぁんたじあ)

現実こそファンタジア

(そしておなじほはばで)

そして同じ歩幅で

(としをかさねていこう)

年を重ねていこう

(ねばーなまいんど)

ネバーなマインド

(すこしくらいばかでいいから)

少しくらい馬鹿でいいから

(わらっていてくれよ)

笑っていてくれよ

(おれとともにかたりあったせんのよるの)

俺と共に語り合った千の夜の

(せんいちやめでまたあいましょう)

千一夜目で また逢いましょう

(きみからのてがみは)

君からの手紙は

(ひきだしにはいりきらない)

引き出しに入りきらない

(もじにやどるおもい)

文字に宿る想い

(このむねをしめつける)

この胸を締め付ける

(ありがとうとごめんねもちょっと)

ありがとうと ごめんねもちょっと

(つれていこう)

連れていこう

(わんだーならんど)

ワンダーなランド

(めをとじればゆーとぴあ)

目を閉じれば ユートピア

(すてきれないこうきしんが)

捨てきれない好奇心が

(けつだんをくだした)

決断を下した

(わんだーなあい)

ワンダーな愛

(りょうてにかかえたままおれはあるいてく)

両手に抱えたまま 俺は歩いてく

(きみとともにつづりあうものがたりの)

君と共に綴りあう物語の…

(きっとさよならなんて)

きっとサヨナラなんて

(たかがいちぺーじさ)

たかが１ページさ