ホワイトハッピー/MARETU

(ちょまってそれってせんじょう？)

ちょ待って、それって扇情？

(じゃないよこれってせんのう)

じゃないよ、これって洗脳

(ゆがんだきたいとはんだんちがいこころおどれ！)

歪んだ期待と判断違い、心躍れ！

(ねーねーきいてこれってじゅうしょう？)

ねーねー聞いて、これって重症？

(けっていだくらったきゅうしょ)

決定打食らった急所

(くらっときてもうたおれたい。)

クラっと来てもう、倒れたい。

(え？)

(え？)

(せかいはすてきなんてかたるなら)

世界は素敵、なんて騙るなら

(そのりゆうをかきだして)

その理由を書き出して

(それだいたいうそなんだってわかるから)

それ大体嘘なんだって分かるから

(にくのかたまりになって)

肉の塊になって。

(わかりあってみない？)

解り合ってみない？

(かかわりあってみない？)

関わり合ってみない？

(しんだぷらいどしこうかいろ)

死んだプライド、思考回路

(まざりあってみない？)

混ざり合ってみない？

(まじわりあってみない？)

交わあり合ってみない？

(あいつぐきょうぼうか)

相次ぐ凶暴化

(あいするきょうぼうしゃ)

愛する共謀者

(いのちはとうとくておもいとかいうじょうしきは)

命は尊くて重い、とかいう常識は

(だれのためきみのため)

だれのため　きみのため

(さいこうにかってきままなもうそう)

最高に勝手気ままな妄想

(ぼくのいっとうしょうをうばいにきて！)

ぼくの一等賞を奪いに来て！

(うばいにきて、はずかしがらないで)

奪いに来て、恥ずかしがらないで

(いっちょくせんにむかえにきて！)

一直線に迎えに来て！

(むかえにきていますぐにさあ？)

迎えに来て、いますぐにさあ？

(いっそのことゆめのなかへ)

いっそのこと夢の中へ

(ゆめのなかへけおとしておとして)

夢の中へ、蹴落として、墜として

(いっぽうこうにまくしたてて！)

一方向にまくし立てて！

(まくしたてていじわるにさあ)

まくし立てて、意地悪にさあ

(こうかいをぼくにもうえつけて)

後悔をぼくにも植え付けて。

(そんなことしていいの？)

(そんなことしていいの？)

(せかいにしたわれるさいのうは)

世界に慕われる才能は

(うまれつきのものだって)

生まれつきのものだって。

(えらばれもしなかったがらくたは)

選ばれもしなかったガラクタは

(すぐにでもごみにだして)

すぐにでもゴミに出して。

(せかいはすてきなんてかたるなら)

世界は素敵、なんて騙るなら

(そのりゆうをあらわして)

その理由を顕して

(それだいたいかんちがいだってわかるなら)

それ大体勘違いだって分かるなら

(なぞのひきにくになって)

謎の挽き肉になって。

(ばかになってみない？)

馬鹿になってみない？

(あらわになってみない？)

あらわになってみない？

(やんだこわいろみちのあいじょう)

病んだ声色、未知の愛情

(わかりあってみない？)

解り合ってみない？

(わらかしあってみない？)

笑かし合ってみない？

(たっぷりほんのうにさっぱりのうこうに)

たっぷり本能にさっぱり濃厚に

(きずぐちはいつでもあざやかないろあじで)

傷口はいつでも鮮やかな色味で

(さんざめけさんざめけ)

さんざめけさんざめけ

(かんぜんにどうじょうむようのさいしんじじょう)

完全に同情無用の最新事情

(ぼくのいっとうしょうをうばいにきて！)

ぼくの一等賞を奪いに来て！

(うばいにきてはずかしがらないで)

奪いに来て恥ずかしがらないで

(いっちょくせんにむかえにきて！)

一直線に迎えに来て！

(むかえにきていますぐにさあ)

迎えに来て、いますぐにさあ

(れっとうかんをころしにきて)

劣等感を殺しに来て

(ころしにきてけらけらとわらって)

殺しに来て、けらけらと笑って

(らっかんろんをあらしにきて)

楽観論を荒らしに来て

(あらしにきていますぐにさあ)

荒らしに来て、今すぐにさあ

(いっそのことあたまのなか)

いっそのこと頭の中

(あたまのなかくるわしてしまって)

頭の中、狂わしてしまって

(いっぺんとうにもてあそんで！)

一辺倒にもてあそんで！

(もてあそんでいますぐにさあ)

もてあそんで、今すぐにさあ

(あいなんてこわれてしまえばいいんだ)

愛なんて、壊れてしまえばいいんだ。

(ぼくのいっとうしょうをうばいにきて)

ぼくの一等賞を奪いに来て