Another Birthday　／　土岐隼一

(おわらないたびのとちゅうで)

終わらない　旅の途中で

(くりかえすなんどのあさ)

繰り返す　何度の朝

(ねぼけまなこをこする)

寝ぼけ眼を　擦る

(にじおうわたりどりたち)

虹追う　渡り鳥たち

(ぼくらはにたものどうしさ)

僕らは　似た者同士さ

(ここでないどこかへ)

ここでない　何処かへ

(うんめいのそのいとたちきれ)

運命の　その糸　断ち切れ

(ねぇもっとじゆうにだいたんにあそべ)

ねぇもっと　自由に　大胆に　遊べ

(いまをいちびょうでもかきかえて)

現在を一秒でも　書き換えて

(ねがったら)

「願ったら……」

(きょうというあさからあらたなひかりがはじまる)

今日という朝から　新たな人生がはじまる

(めのまえにりんとともった)

瞳の前に　凛と　灯った

(そのすべてもうひとつのばーすでー)

そのすべて　もうひとつのバースデー

(とうめいなしょうどうだれかのうんめいろんでにごすな)

透明な衝動　誰かの　運命論で濁すな

(ぴりおどのさきへつらぬけ)

ピリオドの先へ　貫け

(みらいはきっとかえられるから)

未来はきっと　変えられるから

(きずつききづいたかず)

傷付き　気付いた数

(いきていくりゆうがめぶく)

生きていく理由が芽吹く

(やさしさのそらで)

やさしさの空で

(きぼうのしるえっとかたどって)

希望のシルエット　象って

(じぶんのかのうせいうたがわずすすめ)

自分の可能性　疑わず　進め

(こころぶかくかれぬはなたばを)

心深く　枯れぬ花束を

(ねがうから)

「願うから……」

(せかいのさいはてでもおそれずたびだってゆける)

世界の最果てでも　慴れず旅立ってゆける

(どれすのすそをよごした)

ドレスの裾を汚した

(そのもよういろどりへかえて)

その模様　彩りへ替えて

(うつむいてたらあえないほしもゆめもあると)

俯いてたら　遇えない　星も夢もあると

(このこどうたえずつたうよ)

この鼓動　絶えず伝うよ

(さいごのときにぼくらえがおで)

最後の瞬間に　僕ら　笑顔で

(たいせつなものほどとてもちかくにあること)

大切なものほど　とても近くにあること

(こんどこそきっとなくしてからくやまぬように)

今度こそきっと　失くしてから悔やまぬように

(だいて)

抱いて

(ねがうならかなうから)

「願うなら……　叶うから」

(きょうというあさからあらたなひかりがはじまる)

今日という朝から　新たな人生がはじまる

(めのまえにりんとともった)

瞳の前に　凛と　灯った

(もうひとつかけがえないばーすでー)

もうひとつ　掛け替えないバースデー

(とうめいなしょうどうはずむようかろやかにすすんでいく)

透明な衝動　弾むよう　軽やかに進んでいく

(じぶんをしんじてみらいをずっとあいせますように)

自分を信じて　未来をずっと　愛せますように

(ｔｏｄａｙｉｓｐｒｅｃｉｏｕｓａｎｏｔｈｅｒｂｉｒｔｈｄａｙ)

Today is precious…… another birthday

(ａｌｌｉｗａｎｔｉｓｔｏｂｅｗｉｔｈｙｏｕ)

"All I want is to be with you"