銃の部品

(もてあそぶなよ)

弄ぶなよ

(いまぼくらがなにもので)

今僕らが何者で

(これからなにものにかわっていっても)

これから何者に変わっていっても

(べつにいいだろう)

別にいいだろう

(ぶあついくもがすこしすけるころ)

分厚い雲が少し透ける頃

(ぼくはほしになってそらをうばってのほうずにえがくよ)

僕は星になって空を奪って野放図に描くよ

(やりたくないことはやりたくないし)

やりたくないことはやりたくないし

(やりたいことだって)

やりたいことだって

(ほんとはやりたくないんだ)

ホントはやりたくないんだ

(ああいったってこういわれるから)

ああ言ったってこう言われるから

(うまくせつめいはできない)

うまく説明はできない

(かんせいけいはかんせいじゃないし)

完成形は完成じゃないし

(せいちょうしててきごうえいこうでめいそうして)

成長して適合　栄光で迷走して

(せきこんでとろうって)

咳き込んで徒労って

(くちにあわないきっとあじわえない)

口に合わないきっと味わえない

(なみだはとおいわくせいのけっしょうなんかじゃない)

涙は遠い惑星の結晶なんかじゃない

(きすいいきからやがてあふれだす)

汽水域からやがて溢れ出す

(このちいさなせかい)

この小さな世界

(ないふやじゅうをつきつけられて)

ナイフや銃を突きつけられて

(とまどっているんじゃない)

戸惑っているんじゃない

(がまんときょうりょくがむじゅんする)

我慢と協力が矛盾する

(このちいさなせかいで)

この小さな世界で

(おなじことばっかはやりたくないし)

同じことばっかはやりたくないし

(あたらしいことだって)

新しいことだって

(ほんとはやりたくないんだ)

ホントはやりたくないんだ

(たしてくっつけてわってひっぱって)

足してくっつけて割って引っ張って

(なんかこっけいでもうたえられない)

なんか滑稽でもう耐えられない

(なにがほんとでなにがうそで)

何がホントで何が嘘で

(ただしくてさいていでうつくしくなくて)

正しくて最低で美しくなくて

(いきづまってえらべなくなって)

行き詰まって選べなくなって

(はじまったぜかじかんだてがんじがらめ)

始まったぜ悴んだ手雁字搦め

(まかたのちからぬけって)

（ま　肩の力抜けって）

(みしらぬどこかのらんどまーくで)

見知らぬ何処かのランドマークで

(うたっているんじゃない)

歌っているんじゃない

(せっけいはやがてくるいだす)

設計はやがて狂い出す

(このちいさなせかい)

この小さな世界

(らいふを１０けずったって)

ライフを10削ったって

(またもりあがるんでしょ)

また盛り上がるんでしょ

(てんしとあくまをしはいする)

天使と悪魔を支配する

(このちいさなせかいで)

この小さな世界で

(わからないんだよ)

分からないんだよ

(あとぼくらはなにをしたら)

あと僕らは何をしたら

(このこころもようをかえられるんだろう)

この心模様を変えられるんだろう

(ずっといすにすわってつくえにむかって)

ずっと椅子に座って机に向かって

(いきをきらして)

息を切らして

(またはなをあかしても)

また鼻を明かしても

(もてあそぶなよ)

弄ぶなよ

(いまぼくらがなにもので)

今僕らが何者で

(これからなにものにかわっていっても)

これから何者に変わっていっても

(べつにいいだろう)

別にいいだろう

(ぶあついくもがすこしすけるころ)

分厚い雲が少し透ける頃

(ほしになってそらをうばってのほうずにえがくよｏｈ)

星になって空を奪って野放図に描くよ（oh）