曖昧劣情Lover

(かわいたこいごころをかくしてうれうめに)

渇いた恋心を隠して　憂う目に

(へつらうのはきらいなんだけど)

諂うのは嫌いなんだけど

(きらいなんだけど)

嫌いなんだけど

(かなうならゆびさきでふれたいよ)

叶うなら　指先で触れたいよ

(ゆめならえがおなのにさ)

夢なら　笑顔なのにさ

(たぶんあんたにあいをつたえても)

たぶん　あんたに愛を伝えても

(たぶんあんたはやさしくわらう)

たぶん　あんたは優しく笑う

(でもねけどさはっきりいえ)

“でもね…けどさ…”　はっきり言え

(おもわせぶりなたいどであそんで)

思わせぶりな態度で遊んで

(いつもあんたをゆるしてしまう)

いつもあんたを許してしまう

(やっかいでっかいやまいにかかる)

やっかい　でっかい　病にかかる

(すきさすきなのさあいしてる)

好きさ　好きなのさ　愛してる

(せんかいとなえてもぜろみたいなまほう)

千回唱えても　零みたいな魔法

(およいだひとみはかくしきれないほんとうのこと)

泳いだ瞳は隠しきれない　本当の事

(みたしてほしいあんたのことばで)

満たして欲しい　あんたの言葉で

(ねえあいまいなことばで)

ねぇ　曖昧な言葉で

(できるならすぐによびとめたいよ)

出来るなら　すぐに呼び止めたいよ

(ゆめならすなおなのにさ)

夢なら　素直なのにさ

(とうぜんあんたはなにもしらないで)

当然　あんたは何も知らないで

(とうぜんのようにやさしくわらう)

当然のように優しく笑う

(でもねそれがこころにくる)

でもね　それが心にくる

(そしらぬふうなたいどにまどって)

素知らぬ風な態度に惑って

(いつもあんたのことばかりだ)

いつもあんたのことばかりだ

(やっぱどうにもできないようだ)

やっぱどうにも出来ないようだ

(すきさすきなのさあいしてる)

好きさ　好きなのさ　愛してる

(なんかいとなえてもばかみたいなまほう)

何回唱えても　馬鹿みたいな魔法

(かんじょうあいじょうそのたもろもろを)

感情　愛情　その他諸々を

(ｉｄｏｎｔｋｎｏｗできめこむゆうき)

I don't knowで決め込む苦労

(わかるでもねそれがいいの)

分かる？　でもね　それが良いの

(おもわせぶりなたいどであそんで)

思わせぶりな態度で遊んで

(いつもあんたをゆるしてしまう)

いつもあんたを許してしまう

(やっかいでっかいやまいはつづく)

やっかい　でっかい　病は続く

(すきさすきなのさあいしてる)

好きさ　好きなのさ　愛してる

(せんかいとなえてもなんかいとなえても)

千回唱えても　何回唱えても

(きっととどかぬばかみたいなこい)

きっと届かぬ　馬鹿みたいな恋