影炎≒Variation

(そういろのないいまをかくしたかげろう)

そう　色の無い今を　隠した影炎

(ねがいかなったからこれからおいわいしよう)

願い叶ったから　これからお祝いしよう

(ただでさえひどいんだこのせかいはうらがあるからね)

ただでさえ酷いんだ　この世界は裏があるからね

(きのうのあいはきょうからあたしのてき)

昨日の愛は　今日からあたしの敵

(すてきだよっていわれたってしょうがない)

「素敵だよ」って言われたって　しょうがない

(そのめでみたものからうらぎられ)

その目で見たものから裏切られ

(そのたびにわすれようとしてにげだす)

そのたびに忘れようとして逃げ出す

(このままじゃかげのなか)

このままじゃ　影の中

(いまならまだまにあうじかんだ)

今ならまだ間に合う時間だ

(きらわれるのがいやだ)

嫌われるのが嫌だ

(なにかうしなってつよくなれるならこのひだりてあげる)

何か失って強くなれるなら　この左手あげる

(かんじょうはもうないのさふたしかなこころあいまいにしてきた)

感情はもう無いのさ　不確かな心　曖昧にしてきた

(そういろのないいまをかくしたかげろう)

そう　色の無い今を　隠した影炎

(せかいかわったからこのままいっしょにいよう)

世界変わったから　このまま一緒に居よう

(ただでさえそとでははやりやまいでひとがしんでるよ)

ただでさえ外では　流行り病で人が死んでるよ

(きのうのてきはきょうからあたしじしん)

昨日の敵は　今日からあたし自身

(いきるいみをさがしたってしょうがない)

生きる意味を探したって　しょうがない

(そのめでみたものさえうらぎって)

その目で見たものさえ裏切って

(そのたびにむねにのこりためいき)

そのたびに胸に残り溜息

(このままじゃかげろうが)

このままじゃ　影炎が

(すべてをやきつくせるじかんだ)

全てを焼き尽くせる時間だ

(つうこんのいちげきかわす)

痛恨の一撃かわす

(なにもうしなってないのさそれでもこのみぎてをあげる)

何も失ってないのさ　それでもこの右手をあげる

(かんしょうはもうすてたんだふたしかなこどうあいまいにしてきた)

感傷はもう捨てたんだ　不確かな鼓動　曖昧にしてきた

(そういろのないかこもかくしてかげろう)

そう　色の無い過去も　隠して影炎

(そのめでみたものからうらぎられ)

その目で見たものから裏切られ

(そのたびにわすれようとしてにげだす)

そのたびに忘れようとして逃げ出す

(かげろうがやきつくす)

影炎が　焼き尽くす

(までまだわずかにのこるじかん)

までまだわずかに残る時間

(つうこんのいちげきあげる)

痛恨の一撃あげる

(なにかうしなってつよくなれるならこのいのちをあげる)

何か失って強くなれるなら　この命をあげる

(かんしょうはもうすてたんだふたしかなこどうあいまいにしてきた)

感傷はもう捨てたんだ　不確かな鼓動　曖昧にしてきた

(そういろのないかこもかくしてかげろう)

そう　色の無い過去も　隠して影炎