「忘れたい」wacci

問題文
(かみのけについたたばこのにおいで)
髪の毛についた タバコのにおいで
(しあわせはけむにまかれて)
幸せは煙に巻かれて
(さびしさくゆらすわたしのよわさを)
寂しさ燻らす私の弱さを
(あけがたのそらがてらしてゆく)
明け方の空が照らしてゆく
(さよならしたあのひにおわれず)
さよならしたあの日に終われず
(しがみついてきれいなおもいでまで)
しがみついてきれいな思い出まで
(そっとよごしていた)
そっと汚していた
(あなたのこえをわすれたい)
あなたの声を忘れたい
(あなたのきすをわすれたい)
あなたのキスを忘れたい
(あなたのゆびにふれたひの)
あなたの指に触れた日の
(あなたのえがおわすれたい)
あなたの笑顔忘れたい
(あなたのことがまだすきで)
あなたのことがまだ好きで
(あなたのことでいっぱいで)
あなたのことでいっぱいで
(きらいになろうとするたび)
嫌いになろうとするたび
(おかしくなる)
おかしくなる
(あなたじゃないひとのうえでわたしは)
あなたじゃない人の上でわたしは
(あなたをかさねてみたせなくて)
あなたを重ねて満たせなくて
(きのうはあなたのひとみにむかしの)
昨日はあなたの瞳に昔の
(あなたをさがしてみたせなくて)
あなたを探して満たせなくて
(あんなにただきずつけあったのに)
あんなにただ傷つけあったのに
(きずあとさえどこにもみあたらない)
傷跡さえどこにも見当たらない
(ずっとかがやいている)
ずっと輝いている
(あなたのあいをわすれたい)
あなたの愛を忘れたい
(あなたのくせをわすれたい)
あなたの癖を忘れたい
(あなたのかこにふれたひの)
あなたの過去に触れた日の
(あなたのなみだわすれたい)
あなたの涙忘れたい
(あなたのことがまだすきで)
あなたのことがまだ好きで
(あなたのことでいっぱいで)
あなたのことでいっぱいで
(であうまえにもどりたくて)
出会う前に戻りたくて
(かなしくなる)
悲しくなる
(かみのけについたたばこのにおいで)
髪の毛についたたばこのにおいで
(しあわせはまたけむにまかれて)
幸せはまた煙に巻かれて
(あらいながしてもとれないきおくが)
洗い流しても取れない記憶が
(それでもどこかいとおしくて)
それでもどこか愛おしくて
(あなたのこえをわすれない)
あなたの声を忘れない
(あなたのきすをわすれない)
あなたのキスを忘れない
(あなたのゆめをきけたひの)
あなたの夢を聞けた日の
(あなたのなみだわすれない)
あなたの涙忘れない
(あなたのことがまだすきで)
あなたのことがまだ好きで
(あなたのことでいっぱいで)
あなたのことでいっぱいで
(だからこそもうおわりにしよう)
だからこそもう終わりにしよう
(もえつきるまえに)
燃え尽きる前に