ムーヴ/諭吉佳作/men

(かんだかいかたがかたい)

甲高い　肩が硬い

(たたかうゆびさきひえないようせいふたり)

たたかう指先　冷えない要請ふたり

(１２３ならすゆびさきにまよう)

1-2-3　鳴らす指先に迷う

(ｓｏｎｇｗｒｉｔｅそのくらいばかにしてはいない)

song write、そのくらい…馬鹿にしてはいない

(こんとろーるはんしゃをうめる)

コントロール　反射を産める

(めるへんなへんぜるとぐれーてるのようにたどるあしがかるい)

メルヘンなヘンゼルとグレーテルのように辿る足が軽い

(そうねこんさーとをひらきましょう)

そうね　コンサートをひらきましょう

(おまえのふぁんたるわたしの)

おまえのファンたる私の

(ばれりーなばれりーのがわたしにふってきて)

バレリーナ／バレリーノが私に降ってきて

(もうあかいかんちがいそんざいがないふたりあばれている)

もう赤い勘違い　存在がないふたり暴れている

(このぷれりゅーどぐらにゅーとうのさんばいくらいあまくてかんぺき)

このプレリュード　グラニュー糖の三倍くらい甘くて完璧…

(ひんとがないこんこーすをいったりきたりして)

ヒントがない　コンコースを行ったり来たりして

(ふれーむあうと)

フレームアウト

(なにもないはずのひろいすぺーすふれあう)

なにもないはずの広いスペース触れ合う

(いんとようとみんとそーだのおととてんとと)

陰と陽とミントソーダの音とテントと、

(らんちのるーるがうでにのこっちゃってぬけない)

ランチのルールが腕に残っちゃって抜けない

(くらしっくにそそうしてみろよてはふたつもあるの)

クラシックに粗相してみろよ手は二つもあるの

(のーつがおそい)

ノーツが遅い

(あたしがみぎがわあなたはひだりがわこれはずるだな)

あたしが右側　あなたは左側、(これはずるだな)

(ふたりのてがおどるおどりになる)

2人の手が踊る　踊りになる

(かいだんすれちがうときちゅうにかいにそれはみえて)

階段　すれ違うとき　中二階に　それは見えて

(また)

また

(おたがいによびあうひかりとおどりとそれにひどいおとだよ)

おたがいに呼び合う光と踊りと、それに酷い音だよ

(ぼくらがわかりあうとどうか)

ぼくらがわかりあうとどうか

(ついてくるまよわずにずっとさわっているてぶくろごしにもふるえるよ)

ついてくる　迷わずにずっと触っている手袋越しにも震えるよ

(きみのでんきのみゃく)

きみの電気の脈

(えんどろーるもみられない)

エンドロールも見られない？

(はずれくじみたい)

ハズレくじみたい？

(なんでそんなｗａｖｅのて)

なんでそんな waveの手？

(めるへんなへんぜるとぐれーてるのようにたどるめじるしはひかるぱねるで、)

メルヘンなヘンゼルとグレーテルのように辿る目印は光るパネルで、

(あなたはつめのさきまでちゅういがいってはだしのわたしとむかう)

あなたは爪の先まで注意が入って、裸足の、私と、向かう

(ぶとうかいとおなじってことがわたしにもみえるようになってきたから)

舞踏会と同じってことが、私にも見えるようになってきた　から

(ばれりーなばれりーのがわたしにふってきて)

バレリーナ／バレリーノが私に降ってきて

(もうあかいかんちがいそんざいがないふたりあばれている)

もう赤い勘違い　存在がないふたり暴れている

(さとすよんびょうしころぶさんれんぷだってふんわりしたはんていをまっていない)

諭す四拍子　転ぶ三連符だってふんわりした判定を待っていない

(せいかいはあるけれどわすれているよぜんぶとたいとうなかんじ)

正解はあるけれど、忘れているよ　全部と対等な感じ

(ほんとうはむりしているよ)

本当は無理しているよ

(こんとだますきょうだいからまわりちょうだいきらい)

コント　騙す　きょうだい　空回りちょうだい　きらい

(ちょうないではまつりのおんかいをこんぱいる)

町内では祭りの音階をコンパイル

(そうぞうでなにしてるのとうとうあたまをてがはなれていて)

想像で、なにしてるの　とうとう頭を手が離れていて、

(げーむせんたーもくさのしげみのなかもおなじだ)

ゲームセンターも草の茂みの中も同じだ