歎異抄 ~第4章~

背景
投稿者投稿者千里すずいいね0お気に入り登録
プレイ回数9難易度(4.7) 459打 長文
タグ歎異抄

関連タイピング

問題文

ふりがな非表示 ふりがな表示

(だい4しょう ほとけのじひとひとのどうじょう)

第4章 仏の慈悲と人の同情

(じひにしょうどう・じょうどのかわりめあり。)

慈悲に聖道・浄土のかはりめあり。

(しょうどうのじひというは、ものをあわれみ、かなしみ、はぐくむなり。)

聖道の慈悲といふは、ものをあはれみ、かなしみ、はぐくむなり。

(しかれども、おもうがごとくたすけとぐること、きわめてありがたし。)

しかれども、おもふがごとくたすけとぐること、きはめてありがたし。

(じょうどのじひというは、ねんぶつして、いそぎぶつになりて、)

浄土の慈悲といふは、念仏して、いそぎ仏(ぶつ)になりて、

(だいじだいひしんをもって、おもうがごとくしゅじょうをりやくするをいうべきなり。)

大慈大悲心をもつて、おもふがごとく衆生を利益するをいふべきなり。

(こんじょうに、いかにいとおしふびんとおもうとも、)

今生に、いかにいとほし不便とおもふとも、

(ぞんちのごとくたすけがたければ、このじひしじゅうなし。)

存知のごとくたすけがたければ、この慈悲始終なし。

(しかれば、ねんぶつもうすのみぞ、)

しかれば、念仏申すのみぞ、

(すえとおりたるだいじひしんにてそうろうべきとうんぬん。)

すえとほりたる大慈悲心にて候ふべきと云々。

千里すずのタイピング

オススメの新着タイピング

タイピング練習講座 ローマ字入力表 アプリケーションの使い方 よくある質問

人気ランキング

注目キーワード