次ハギ/てらいと

(きみがしること)

君が知ること

(それはまださらされてない)

それはまだ晒されてない

(かちとかおのかけら)

価値と顔のかけら

(にぎっていく)

握っていく

(とかしるのうは)

とか知る脳は

(ひるがえすつうかくのさいげん)

翻す痛覚の再現

(かくがおぼえたこきゅう)

核が覚えた呼吸

(たりないね)

足りないね

(きすいのなか)

汽水の中

(てがにじんで)

手が滲んで

(ながれだし)

流れ出し

(きえゆくばんしょう)

消えゆく万象

(あまねくけんそう)

遍く喧騒

(さいのめにしたがうしじもうどう)

賽の目に従う指示　妄動

(あいのねにききいるみみけいちょう)

愛の音に聴き入る耳　傾聴

(ひゃくでしべるのささやきごえでいう)

100dBの囁き声で云う

(いまうそころして)

今　嘘殺して

(ほうりすてたみぶんしょうめいしょ)

放り捨てた身分証明書

(いっちしないじがぞうでもいいの)

一致しない自画像でも良いの

(ぞうかすらほんとうになる)

造花すらホントウになる

(しかくえるいみをなして)

資格得る　意味を成して

(し)

止

(のっていないげんけいない)

載っていない　原型ない

(まだはしからさだまらない)

まだ端から定まらない

(せいかいをはいにいれて)

正解を肺に入れて

(いをはいにする)

意を肺にする

(のう)

能

(だれかのぞう)

だれかの像

(しそうがなりすましたげんどう)

思想がなりすました言動

(しいないほうないほうする)

恣意ない方　内包する

(むいしきこうどうえんえん)

無意識行動延延

(ふれあうかいめんみみをすましてきざむあーめん)

触れ合う界面　耳を澄まして刻む阿門

(あしたにだいたいしたいあいまいなきあいはざんねん)

明日に代替したい曖昧な気合いは残念？

(だんぺんてきなくろーんのおんがくかんがえただけのくうろん)

断片的なクローンの音楽　考えただけの空論

(ひびくじゅうおんえがくりそうろんにしかないあらいにんげんにゅうもん)

響く重音　描く理想論にしかない粗い人間入門

(かいになりそこねたじゆうを)

快になり損ねた自由を

(たいしたいろもたないひびを)

大した色持たない日々を

(みつめるのだ)

見つめるのだ

(さいのめにしたがうしじもうどう)

賽の目に従う指示　妄動

(あいのねにききいるみみけいちょう)

愛の音に聴き入る耳　傾聴

(ひゃくでしべるのささやきごえでいう)

100dBの囁き声で云う

(いまうそころして)

今　嘘殺して

(ほうりすてたみぶんしょうめいしょ)

放り捨てた身分証明書

(いっちしないじがぞうでもいいの)

一致しない自画像でも良いの

(ぞうかすらほんとうになる)

造花すらホントウになる

(しかくえるいみをなして)

資格得る　意味を成して

(もじにすむ)

文字に棲む

(ぽりりずむ)

ポリリズム

(をひきずる)

を引きずる

(そのりくつをしる)

その理屈を知る