夢浮橋

順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | すれちがい | 6694 | S+ | 7.1 | 93.7% | 248.7 | 1784 | 119 | 65 | 2025/06/06 |
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歌詞(問題文)
(だれもしるよしもないいせいのまんなかで)
誰も知る由もない異星の真ん中で、
(もののけのあしあとをひとりてなずけていた)
物の怪の足跡をひとり手懐けていた、
(しらなくてもいいと)
知らなくてもいいと、
(そこにしかばねがみえるのに)
其処に屍が見えるのに、
(らいげきですさぶひかりのよう)
磊隙で荒ぶ暈の様。
(がいはいきちにまぎれこきゅうをゆるくして)
害は閾値に紛れ、呼吸を緩くして、
(にどとぎねんにはてをとどかせなくした)
二度と疑念には手を届かせなくした。
(せまいとびらをぬぐわせて)
狭い扉を拭わせて、
(もういちどあいたいのなら)
もう一度逢いたいのなら、
(のがれるためのすべをみにつけてからにしよう)
逃れるための術を身につけてからにしよう。
(ながいじじょでんをきいたのはゆうれいのほしぼし)
長い自叙伝を聞いたのは幽霊の星々、
(らんだにつけいりといただしたさまも)
懶惰に付け入り問い糺した様も、
(はねのうしろでもたれて)
羽の後ろで凭れて、
(はるをまたずにちってゆくのに)
春を待たずに散ってゆくのに、
(ふねはいってしまうのか)
舟は行ってしまうのか。
(むすうのものがたりのはしくれをつかみわたるものが)
無数の物語の端くれを掴み渡る者が、
(あせはてたはなばたけでまどろみ)
褪せ果てた花畑で目蕩み、
(そらをめぐるゆうどうとうにしんじつをこいねがう)
ソラを巡る誘導灯に真実を希う、
(あめつちのまほうがとけるのをまつ)
天地の魔法が解けるのを待つ、
(けだかいこどもだまし)
気高い子供騙し。
(つぎはぎだらけのいかだをながして)
継ぎ接ぎだらけの筏を流して、
(はちばんめのりんかいをいのるまで)
八番目の臨界を祈るまで。
(そうしるされていた)
そう記されていた。
(あめがふたをとおざける)
雨が蓋を遠ざける、
(こどうはまいおちる)
鼓動は舞い堕ちる。
(ありあけのよびごえを)
有明の呼び声を、
(げんがくでおおった)
衒学で覆った。
(わすれもしないあのひから)
忘れもしないあの日から、
(いみもなくせのびをして)
意味も無く背伸びをして、
(えいけつのりょしょくもしらずすごすかおりぐも)
永訣の慮触も知らず過ごす薫り雲。
(じかんがないんだ)
時間が無いんだ。
(のせられたあまいつぶとともに)
載せられた甘い粒と共に、
(ひどくきょこうめいたゆめをいまでもみている)
ひどく虚構めいた夢を今でも見ている。
(かれたとざまのけいふでは)
枯れた外様の系譜では、
(りちのとどくはずもなかったのに)
理知の届くはずもなかったのに、
(はなもようはとうにうすらいで)
花模様はとうに薄らいで。
(どうしてもほどけぬけつまつに)
どうしても解けぬ結末に、
(こえをのせた)
声を乗せた。
(むすうのものがたりのはしくれをつかみわたるものが)
無数の物語の端くれを掴み渡る者が、
(あせはてたはなばたけでまどろみ)
褪せ果てた花畑で目蕩み、
(そらをつなぐちょうえつせいはえいせきをふりきって)
ソラを繋ぐ超越性は叡晰を振り切って、
(ものぐさなきぼうはつかずはなれず)
懶な希望は付かず離れず、
(ざいしょうにふみまどう)
罪障に踏み惑う。
(たがためにはなをつみとるのだろうか)
誰が為に華を摘み取るのだろうか、
(あなたはただ)
あなたはただ、
(かせつにくちをつぐむだけで)
仮説に口を噤むだけで。
(しゅうえんのまがいものがりんかくをべっして)
終焉の紛い物が輪郭を蔑して、
(るろうのものをさらってきえた)
流浪の者を攫って消えた。
(ほめおすたしすがかせさきのきちにあらがう)
ホメオスタシスが枷先の既知に抗う、
(おうざにふせたこまはいまだうごかず)
王座に臥せた駒は未だ動かず。
(のりのしとたずぬるみちをしるべにて)
「法の師と尋ぬる道をしるべにて、
(おもはぬやまにふみまどうかな)
思はぬ山に踏み惑ふかな。」
(ちゅうこくもきかずに)
忠告も聞かずに、
(やみをたぐりよせた)
闇を手繰り寄せた、
(おなじみちにしきをかざるため)
同じ道、錦を飾る為。
(あまたのいはいのうえにたっている)
数多の位牌の上に立っている。
(またそうきしてむらくものうみをわたる)
また想起して、叢雲の海を渡る。
(ただようかいぎゃくのすうれつにあゆみをみまもられた)
漂う諧謔の数列に歩みを見守られた、
(ただのねがいにとどまらないんだ)
ただの願いに留まらないんだ。
(せめて)
せめて、
(ゆうやみにつゆがひかるまでには)
夕闇に露が煌るまでには、
(あなたをみつけるとやくそくしたのに)
あなたを見つけると約束したのに。
(だれかがみつけているとしたら)
誰かが見つけているとしたら?
(だれかがかくしているとしたら)
誰かが隠しているとしたら?
(しょにはそうしるされていた)
書には、そう記されていた。