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(だまってかえりみちをあるく)

黙って帰り道を歩く

(きまぐれなおとこのこだね)

気まぐれな男の子だね

(かばんのなかにたからものがある)

鞄の中に宝物がある

(つめたいみずをごくごくのむ)

冷たい水をごくごく飲む

(どきどきしながらまつひと)

ドキドキしながら待つ人

(こどもたちはげんきいっぱい)

子どもたちは元気いっぱい

(まどからとおくをみつめる)

窓から遠くを見つめる

(たからものをひとにみせていた)

宝物を人に見せていた

(だれかがこっそりみていた)

誰かがこっそり見ていた

(たまごをかってきてください)

卵を買ってきてください

(ごみばこはどこにあるかな)

ゴミ箱はどこにあるかな

(まちあわせばしょにむかう)

待ち合わせ場所に向かう

(くつしたをどこかにわすれた)

靴下をどこかに忘れた

(たびびとはみちをたずねた)

旅人は道をたずねた

(ぶたににんじんをあげていた)

豚に人参をあげていた

(きもちがずっとゆれていた)

気持ちがずっと揺れていた

(ぐるぐるまわってめがまわる)

ぐるぐる回って目が回る

(たたみのうえにすわりこむ)

畳の上に座りこむ

(でぐちのそばでまつひとびと)

出口のそばで待つ人々

(まくらもとにたからをかくしておく)

枕元に宝を隠しておく