竹ノ花
サークル:凋叶棕
原曲:ジャパニーズサーガ
Lyric:RD-Sounds
Vocal:めらみぽっぷ
原著:魚骨工造「竹ノ花」
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歌詞(問題文)
(そのはなをさかせば)
その花を 咲かせば
(あとは)
あとは
(かれるのがそのさだめか)
枯れるのが その定めか
(そのいのちちらして)
その命 散らして
(つなぐ)
つなぐ
(おもいをすべてうけとって)
思いを全て 受け取って
(たけのはな)
竹ノ花
(とおくにみゆるそのかげにふとよぎる)
遠くに見ゆるその影に、ふと過る。
(とおいひにかわしたやくそく)
遠い日に交わした約束。
(このてのとどかぬところへあゆみさる)
この手の届かぬところへ、歩み去る。
(そのせなかにかげをあわせて)
その背中に影を合わせて。
(かわしたりぬことば)
交わし足りぬ言葉
(すべてをむねにおしとどめ)
全てを胸に押し止め
(ただただねがうのは)
ただただ願うのは
(あいしたおんなのしあわせか)
愛した女の幸せか
(たけのはな)
竹ノ花
(さけばただ)
咲けばただ
(ちるまでのみときけども)
散るまでの身と聞けども
(そのいのちのあるかぎり)
その命の在る限り
(どうかいきてゆけと)
どうか生きてゆけと
(そのしあわせをねがえばと)
その幸せを願えばと
(このみをひくもいとわずに)
この身を引くも厭わずに
(ただちいさくふかいきずあとが)
ただ小さく深い傷跡が
(いつまでもうずいているああ)
いつまでも疼いている、嗚呼。
(とおくにきえるそのかげにめがにじむ)
遠くに消えるその影に、目が滲む。
(かなたさりゆくはいとしひと)
彼方去りゆくはいとし人。
(そのみにうまれたいんがをうけながら)
その身に生まれた因果を、受けながら。
(このきもちだけはかえがたく)
この気持ちだけは換え難く。
(はらりすべりおちる)
はらり滑り落ちる
(つかんだしあわせのもろさに)
掴んだ幸せの脆さに
(それでもねがうのは)
それでも願うのは
(あいしたおとこといきること)
愛した男と生きること
(たけのはな)
竹ノ花
(さいてただ)
咲いてただ
(ちるまでのみをかかえて)
散るまでの身を抱えて
(だれにでなくあいをさけぶ)
誰にでなく愛を叫ぶ
(ともにいきていたいと)
共に生きていたいと
(ただしあわせをねがったが)
ただ幸せを願ったが
(それでもはかなくきゆるのみ)
それでも儚く消ゆるのみ
(ただふかいあいのおわらずに)
ただ深い哀の終わらずに
(いつまでものこされてああ)
いつまでも遺されて、嗚呼。
(どうかわたしのかわりに)
どうか わたしの代わりに、
(どうかあいをつたえてと)
どうか 愛を伝えてと。
(どうかわたしのかわりに)
どうか わたしの代わりに
(どうかあのひとといきてと)
どうか あの人と生きてと。
(どうかわたしのかわりに)
どうか わたしの代わりに、
(どうかあいをつたえてと)
どうか 愛を伝えてと。
(どうかわたしのかわりに)
どうか わたしの代わりに
(どうかあのひとといきてと)
どうか あの人と生きてと。
(とおくにさがすそのかげがあゆみよる)
遠くに探すその影が、歩み寄る。
(だれよりもちかくによりそって)
誰よりも近くに寄り添って。
(すべてをうちにとじこめたそのひとみ)
全てを内に閉じ込めたその瞳。
(ただしずかにときをかさねて)
ただ静かに刻を重ねて。
(あいもかなしみも)
愛も悲しみも
(このせにすべてひきうけて)
この背に全て引き受けて
(わがこにねがうのは)
我が子に願うのは
(なにもせおわずに)
何も背負わずに
(いきること)
生きること
(たけのはな)
竹ノ花
(まださかぬ)
未だ咲かぬ
(そのみだからこそいきよと)
その身だからこそ生きよと
(かぎりあるそのいのち)
限り在るその命
(せめてじぶんらしく)
せめて自分らしく
(ひとのよに)
人の世に
(あいだけが)
愛だけが
(すべてであるはずもなければ)
全てである筈もなければ
(ただいちずにしあわせに)
ただ一途に幸せに
(いきていけとねがう)
生きていけと願う
(そのしあわせをねがうなら)
その幸せを願うなら
(どうかそのみちをまっすぐに)
どうかその道を真っ直ぐに
(ただふかくあいをむねにひめ)
ただ深く愛を胸に秘め
(いつまでもねがっているああ)
いつまでも願っている、嗚呼。