落陽

(あるきつかれちゃったのかな)

歩き疲れちゃったのかな

(たちあがれないそんなきぶん)

立ち上がれないそんな気分

(あまやかされてきたこと)

甘やかされてきたこと

(しらないふりをしていた)

知らないふりをしていた

(あまえていたじぶんに)

甘えていた自分に

(ほんとうはきづいていた)

本当は気づいていた

(もういちどもういちど)

もう一度もう一度

(てをのばしてはとめる)

手を伸ばしては止める

(もういちどそうねがいながら)

もう一度そう願いながら

(のぼらないたいようもえおちていく)

昇らない太陽燃え落ちていく

(おれんじのそらがしずんでいく)

オレンジの空が沈んで行く

(のぼらないたいようとまることもない)

昇らない太陽止まることもない

(すこしずつすこしずつすこしずつしずんで)

少しずつ少しずつ少しずつ沈んで

(いいわけばかりならべて)

言い訳ばかり並べて

(またあしたとおやすみ)

また明日とおやすみ

(みみをふさいできこえないふり)

耳をふさいで聞こえないふり

(とびらをしめてかくれんぼ)

扉を閉めてかくれんぼ

(めをさましてもそとはくらいまま)

目を覚ましても外は暗いまま

(かわらないこともわかってるのに)

変わらないこともわかってるのに

(ふがいないなわれながら)

不甲斐ないな我ながら

(もうなんだかわらえてくるね)

もうなんだか笑えてくるね

(こぼれおちていくなみださえも)

零れ落ちていく涙さえも

(いつかはかれはててしまうのかな)

いつかは枯れ果ててしまうのかな

(わすれたくないよこのきもちを)

忘れたくないよこの気持ちを

(まだここにいたいよ)

未だここに居たいよ

(のぼらないたいようもえつきてゆく)

昇らない太陽燃え尽きてゆく

(おれんじのそらはやみにきえる)

オレンジの空は闇に消える

(のぼらないたいようとまることもない)

昇らない太陽止まることもない

(すこしずつすこしずつすこしずつしずんで)

少しずつ少しずつ少しずつ沈んで

(まだみえないそのさきへ)

まだ見えないその先へ

(きみといけたらなんてね)

キミと行けたらなんてね

(こころのどこかちっぽけなゆめ)

心のどこかちっぽけな夢

(かなえたいとおもうんだ)

叶えたいと想うんだ