琥珀色の街、上海蟹の朝

(ｂｅａｕｔｉｆｕｌｃｉｔｙさよならさまんだりんのろうじょう)

beautiful city さよならさ マンダリンの楼上

(ｉｓｎｔｉｔａｐｉｔｙｂｅａｕｔｉｆｕｌｃｉｔｙ)

isn't it a pity beautiful city

(めをとじればそこかしこにひろがる)

目を閉じれば　そこかしこに広がる

(むおんのせかいふおんなみらい)

無音の世界　不穏な未来

(みみなりとけいのびょうしんとめて)

耳鳴り　時計の秒針止めて

(こころのとかれふにおもいをこめてぶっぱなす)

心のトカレフに想いを込めてぶっ放す

(まどがらすにはいったひび)

窓ガラスに入ったヒビ

(くだけちるかこのやみくもなひび)

砕け散る過去の闇雲な日々

(とまったとけいはよあけまえごじ)

止まった時計は　夜明け前５時

(そとのくうききみだけのもの)

外の空気　君だけのもの

(すうもはくもじゆうそれだけでありがたい)

吸うも吐くも自由　それだけで有り難い

(じつをいうとこのまちのやつらはぎりがたい)

実を言うと　この街の奴らは義理堅い

(ただがたいのよさにはだまされるんじゃない)

ただガタイの良さには　騙されるんじゃない

(おまえといっしょでみなよわっている)

お前と一緒で皆弱っている

(そのりゆうはひとそれぞれ)

その理由は　人それぞれ

(たえぬくためにはのけぞれ)

耐え抜くためには仰け反れ

(このまちはとうにおわりがみえるけど)

この街はとうに終わりが見えるけど

(おれはきみのみかただ)

俺は君の味方だ

(ｂｅａｕｔｉｆｕｌｃｉｔｙさよならさまんだりんのろうじょう)

beautiful city さよならさ マンダリンの楼上

(ｉｓｎｔｉｔａｐｉｔｙｂｅａｕｔｉｆｕｌｃｉｔｙ)

isn't it a pity beautiful city

(なにはともあれこのまちをさった)

何はともあれ　この街を去った

(みらいではなくかこをあさった)

未来ではなく　過去を漁った

(あさってばっかりみてたきみ)

明後日ばっかり見てた君

(それはそれでだれよりもかがやいてた)

それはそれで　誰よりも輝いてた

(ずっとないてたきみはぷれでたー)

ずっと泣いてた　君はプレデター

(けっしのおもいでおこしたくーでたー)

決死の思いで　起こしたクーデター

(もういいよそういうの)

もういいよ　そういうの

(きみはもうひとりじゃないから)

君はもうひとりじゃないから

(しゃんはいがにたべたいあなたとたべたいよ)

上海蟹食べたい　あなたと食べたいよ

(じょうずにわれたらこころはなれないいっぷんでもはなれないよ)

上手に割れたら 心離れない 1分でも離れないよ

(じょうずにたべなよこぼしてもいいからさ)

上手に食べなよ　こぼしても　いいからさ

(ｂｅａｕｔｉｆｕｌｃｉｔｙｉｓｎｔｉｔａｐｉｔｙ)

beautiful city isn't it a pity

(ろじうらのにゃんこ)

路地裏のニャンコ

(ｂｅａｕｔｉｆｕｌｃｉｔｙｂｅａｕｔｉｆｕｌｃｉｔｙ)

beautiful city beautiful city…

(はりつめたひびをとかすのは)

張り詰めた日々を　溶かすのは

(あさやけまえのきみのこころ)

朝焼け前の　君のこころ

(りょうてをひろげたらきこえてくるよ)

両手を広げたら　聴こえてくるよ

(がいりんせんのきてきりんしゃんかいほう)

外輪船の汽笛　嶺上開花

(ほんしゅすでこころをつつむよ)

本繻子でこころを包むよ

(しょうろんぽうじゃたりない)

小籠包じゃ足りない

(おもいでひとつじゃやりきれないだろう)

思い出ひとつじゃ　やり切れないだろう

(しゃんはいがにたべたいいっぱいずつたべたいよ)

上海蟹食べたい　一杯ずつ食べたいよ

(じょうずにたべてもこころほろにがい)

上手に食べても　心ほろ苦い

(あなたとたべたいよじょうずにわれたらいいな)

あなたと食べたいよ　上手に割れたらいいな

(ながいよるをこえていくよ)

長い夜を超えて行くよ

(こはくいろのまち)

琥珀色の街

(こはくいろのまち)

琥珀色の街