21グラム

(しゅうちゃくにまじわったこうさてんじょうみゃくをしめつけるどうかせん)

終着に交わった交差点 静脈を締め付ける導火線

(こうかくでとりおろすこうかせんふぉーかすはものだからｐｏｋｅｒｆａｃｅ)

広角で撮り下ろす高架線 フォーカスは「物」だからpokerface

(まだつづいてるじゅみょうのさいずごーるをまたずせまるちりぎわのだいす)

まだ続いてる寿命のサイズ ゴールを待たず迫る 散り際のダイス

(それがおわりなのだとせかいをかいすｌｉｋｅａらいふげーむ)

それが終わりなのだと世界を解す Like a ライフゲーム

(どうすればａｌｉｖｅ)

どうすれば Alive

(みながうたうびがくのように)

皆が歌う美学の様に

(ほんとうそのとおりですｗｉｔｈｉｒｏｎｙ)

本当その通りです With Irony

(みずからがながしたけつえきはめをこらせばきれいにみえはしないのに)

自らが流した血液は 目を凝らせば 綺麗に見えはしないのに

(めについたいらないものはりついていやいや)

目についた要らない「物」 張り付いて嫌々

(ふとくていたすうにどうかしてずっとみてるしらんかおして)

不特定多数に同化して ずっと見てる知らん顔して

(ひとつだけいえることはいわかんをかんじるということ)

一つだけ言えることは 違和感を感じるという事

(ひびふえていくみずからでみずからのいのちをたつもの)

日々増えていく 自らで自らの命を絶つ者

(さんせいともはんたいともいえないいいづらいこのよのなかで)

賛成とも反対とも言えない 言いづらいこの世の中で

(とうぜんのようにそのこういをせいとうだとしゅちょうするものたち)

当然の様にその行為を正当だと 主張する者達

(むしろそれがさいぜんかのようにはなしだすしまつ)

むしろそれが最善かの様に 話し出す始末

(けっしてひていはしないけどそれがせいかいだとはおもえず)

決して否定はしないけど それが正解だとは思えず

(いったんすべてぶっこわすめいろれっとうかんまでひびくねいろこのよにふかくれいをさあ)

一旦全てぶっ壊す迷路 劣等感まで響く音色 この世に深く礼を さあ

(はしりつづけてつかれたのならみちはまたいばらから)

走り続けて 疲れたのなら 道はまた茨から

(ｈａｌｌｅｌｕｊａｈ)

Hallelujah

(どういきたってつづくめいろこうきのちょうしょうひびくねいろ)

どう生きたって続く迷路 好奇の嘲笑 響く音色

(きぼうにせをむけわらうたいようは)

希望に背を向け笑う太陽は

(かげをのばしてちへいとねむれみちはかなしみのかたわら)

影を伸ばして 地平と眠れ 道は悲しみの傍ら

(ゆがみまわりしかいゆらぎゆめのなかにゆめをみる)

歪み廻り 視界揺らぎ 夢の中に夢を見る

(まぶたおとしみちるつきのこえにこころかたむける)

瞼落とし 満ちる月の声に 心傾ける

(まだらだらだらだらうでをはいみたらたらたらたらしたたる)

斑だらだらだら腕を這い 見たらたらたらたら滴る

(ぬらりらりらりらりいとおしいくらりらりらりらりきずぐち)

ぬらりらりらりらり愛おしい くらりらりらりらり傷口

(げんごをもつからこそかんじょうがあるからこそきょくろんにいたってしまう)

言語を持つからこそ 感情があるからこそ 極論に至ってしまう

(かぞくやゆうじんにもだれにもそうだんすることはできないそうなれば)

家族や友人にも 誰にも相談する事は出来ない そうなれば

(さいごはじぶんのいのちとそうだんするしかないいうなればしとそうだんするしかない)

最後は自分の命と相談するしか無い 言うなれば 死と相談するしか無い

(じぶんのいのちからゆるしをもらうまでのくのうはそうぞうをぜっするいたみだったことでしょう)

自分の命から赦しをもらうまでの苦悩は 想像を絶する痛みだったことでしょう

(てくびにひいたまっかならせんはじぶんとたにんをきりひらいた)

手首に引いた真っ赤な螺旋は 自分と他人を切り開いた

(もうにどともどらないようにちかった)

もう二度と戻らないように誓った

(さけびつづけてのどはちぎれてこえはやみにまぎれた)

叫び続けて 喉は千切れて 声は闇に紛れた

(ｈａｌｌｅｌｕｊａｈ)

Hallelujah

(くびにまいたぜつぼうのまふらーのぞんでないのにあすはあった)

首に巻いた絶望のマフラー 望んでないのに明日はあった

(みらいにこないでとなんどもねがった)

未来に来ないでと何度も願った

(ひがのぼるたびこころのきずをあざやかなほどにてらした)

日が昇る度 心の傷を 鮮やかな程に照らした

(からすはほねをさらってみずたまりうかぶほしは)

カラスは骨を攫って 水たまり浮かぶ星は

(みだらだらだらだらだらきずをはむかわいたてつと)

淫らだらだらだらだら傷を食む 乾いた鉄と

(みだれだれだれもきづかないのならきずがいえるまえにきえる)

乱れだれ誰も気付かないのなら 傷が癒える前に消える

(いったんすべてぶっこわすめいろれっとうかんまでひびくねいろこのよのおわりにふかくれいをさあ)

一旦全てぶっ壊す迷路 劣等感まで響く音色 この世の終わりに深く礼を さあ

(はしりつづけてつかれたのならみちはまたいばらから)

走り続けて 疲れたのなら 道はまた茨から

(ｈａｌｌｅｌｕｊａｈ)

Hallelujah

(ずっとこのままらせんかいろういまだにたまわるせいをかいほう)

ずっとこのまま螺旋回廊 未だに賜る生を解放

(ぴえろをえんじていきてゆくならばｔｏｏｆａｓｔｌｉｖｅ)

ピエロを演じて 生きてゆくならば Too fast live

(きえてしまうともしびをもやして)

消えてしまう灯火を 燃やして

(ひびにいきるかちをさがしだしてとわをかける２１ぐらむ３２１)

日々に生きる価値を探し出して 永遠を駆ける21グラム　3.2.1.