ビューティフル・アグリー・ワールド

(はきだめのせいかつにねころんだざんこう)

掃き溜めの生活に 寝転んだ残更

(ぼくのつみはどこにあるんだろう)

僕の罪は どこにあるんだろう

(からみあうさきのいたみは)

絡み合う先の痛みは

(だれかがいとしたしあわせですか)

誰かが意図した幸せですか？

(おあつらえむきだよ)

お誂え向きだよ

(ひょうめんじょうをおどってさ)

表面上を踊ってさ

(それでもちかづくひかりにこころはがれる)

それでも近づく光に 心剥がれる

(なんてきれいでみにくいせかいだ)

なんて綺麗で醜い世界だ

(ぬくもりもうそもまなざしも)

温もりも 嘘も 眼差しも

(すべてちがってみえてしまうこのひとみも)

全て違って見えてしまう この瞳も

(えいごう)

永劫

(あのひのぼくがのぞいてる)

あの日の僕が覗いてる

(そこからでれずにないている)

そこから出れずに哭いている

(こどくばっかみつめていた)

孤独ばっか みつめていた

(このめにうつるのはなにいろか)

この眼に映るのは何色か

(つながっていくせいかつにきそくえんえんと)

繋がっていく生活に 気息奄奄と

(とけかけたいとぶらさがったえんさ)

溶け掛けた糸　ぶらさがった 怨嗟

(しょうけいのさきのやさしさは)

憧憬の先の優しさは

(ゆるされなったぜつぼうですか)

赦され生った絶望ですか？

(おかどちがいだよ)

お門違いだよ

(ぜんていじょうけんもさ)

前提条件もさ

(きたいもできないゆめにみらいはかたれぬ)

期待もできない夢に 未来は語れぬ

(ないて)

泣いて、

(それでもみにくいせかいだ)

それでも醜い世界だ

(えがおもなみだもいいわけも)

笑顔も 涙も 言い訳も

(すべてがすがってみえてしまうこのひとみも)

全てが縋って見えてしまうこの瞳も

(ずっと)

ずっと

(あのひのぼくがうずいてる)

あの日の僕が疼いてる

(うそかまことかもつれてる)

嘘か 誠か？縺れてる

(こどくばっかみつめていた)

孤独ばっか みつめていた

(このめにうつるのはなにいろか)

この眼に映るのは何色か

(あらわれたひかりはまやかしか)

現れた光は瞞しか

(いちるののぞみにあしたをみるか)

一縷の望みに明日を見るか

(とらわれのままとじてゆくのかああ)

囚われのまま 閉じてゆくのか　嗚呼

(だれのためなんのためにいきてゆくんだ)

誰のため 何のために生きてゆくんだ

(くりかえすといを)

繰り返す問を

(はいけい)

拝啓、

(あいをしんじていたぼくよ)

愛を信じていた僕よ

(きずなをしんじていたぼくよ)

絆を信じていた僕よ

(すべてがかがやいてみえていたひとみよ)

すべてが輝いて見えていた瞳よ

(なれのはてのこのいのちは)

成れの果てのこの生命は

(どんなふうにうつってますか)

どんな風に映ってますか？

(ふきょうわおんをしらなかった)

不協和音を知らなかった

(いとけないひとりよ)

稚い"独り"よ

(なんてきれいでみにくいせかいだ)

なんて綺麗で醜い世界だ

(ぬくもりもうそもまなざしも)

温もりも 嘘も 眼差しも

(すべてがちがってみえてしまうこのひとみも)

全てが違って見えてしまうこの瞳も

(えいごう)

永劫

(あのひのぼくがのぞいてる)

あの日の僕が覗いてる

(そこからでれずにないている)

そこから出れずに哭いている

(こどくばっかみつめていた)

孤独ばっか みつめていた

(このめにうつるのはなにいろか)

この眼に映るのは何色か